2011年09月09日  祓川登山口から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  祓川登山口6:45~賽の河原7:15~七つ釜避難小屋7:45~下の分岐8:00~氷の薬師8:37~七高山9:28
 ~10:07鳥海山山頂(新山)10:2010:38七高山10:46~上の分岐10:52~康新道~下の分岐12:05
 
~七つ釜避難小屋12:10~賽の河原12:40~祓川登山口13:05
山    名  鳥海山(2236m)
天    候  

登山口迄の道から山頂がちらほらと見えてきた。昨日に続いて秋晴れの様相。広い駐車場には車が僅かに四台、意外に少ない。そうだったこの山には登山口がたくさん有るのだ。今日の矢島口コースは秋田側では一番古くからのコース。
登る前、登ったあと、四方向から鳥海山を眺めた。東の栗駒山からの形も良かった、が何しろこのコースから見えるスッキリとした形は最高だろう。
別名、出羽富士に相応しい姿だ。







駐車場から祓川ヒュッテは直ぐだった。木道の湿原の中の真っ直ぐに伸びた道を進む。
山頂を見ながら胸踊る。空も青さが増してきたようだ。坂をひと登りで賽の河原。白い花の咲く草地に岩が点在していた。




もう一段坂を登った。御田と云う湿原地帯、お花畑の中に有る透き通った池が綺麗だ。草の色も幾分色着いているように見える。






ゴロゴロした岩の道を登り切ったところに七つ釜避難小屋の屋根がみえる。
五分程で康新道の分岐。康新道は下りに使うことにして左の方へ沢を渡る。

この辺りは雪渓が遅く迄残る様だが、もう九月、何も残っていなかった。

森林限界の道は振り返ると秋田の海岸が見下ろせた。




此処からは次第に傾斜が増して七高山へ登り切る。



山頂は新山なのだろう、数メートル高いようだ。がれ場を下って新山へ登る。






大きな岩を登るには、久しぶりに引っさげて来た一眼デジが邪魔になり、ザックに仕舞う。
風が強く帽子も仕舞う。そして山頂に立つ。
ウッカリ物を出すと吹き飛ばされてしまいそうだが、何しろ空が青く薄い雲が高い。冷んやりした空気が心地よい。
登ってくる人も増える。不安定なところなので長居は出来なかったけど急いで腹ごしらえをして下る。




七高山へ登り返して、康新道を下る。断崖の横を沿う様に下る道は険しい。
谷から吹き上げる強風に吹き飛ばされそうだが、裾野が日本海へ続いている絶景は見て飽きない。
このまま下山するのが勿体無い程の秋空が広がっていた。





祓川ヒュッテが見えて来ると登山口


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