車はロープウェイ乗場の駐車場に置いた。
そこからアスファルトの道を下って本道へ出る、本道を少し登ると若女平登山口。
最初は林道、数分で林道は終わり、橋を渡ると泥濘の道。
山への登り道になると植林の杉林が続く。
標高が千mを超える頃自然林となったが、ほぼ山頂近く迄大きな樹林に囲まれた道だった。
ずっとこんな道標が続いていた
若女平が何処に有ったかも気付かないまま通り過ぎたようだ。
全くひと気のない道だ。登山者の少ない道である事は上に上がり良く判った。
単調すぎて余り面白味が無く、それに加えて1700mを超えると湿った滑り易い丸い岩が多くて歩き難いのだ。
それに比べロープウェイ側はリフトを繋げば1800m迄運んでくれ、楽々登れるのだ。
でも登り切った所は樹林から開放され、青空と色付きかけた湿原の草を見て思わず『おー』と声が出た。
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湿原の木道の先に避難小屋
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平たい西吾妻山 |
天狗岩からは米沢の街が見下ろせた。
梵天岩からの池塘群や吾妻連峰の眺望も格別。その広がりに目が吸い込まれてゆく。
梵天岩からの眺め=中吾妻、東吾妻方面
昼が近づいても、ロープウェイとリフトを乗り継いで登ってくる人がドンドン増える。すれ違うように私はリフトで下った。
何故か西吾妻山山頂だけは木に囲まれて、全く展望が効かなかった。
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