2011年10月04日  スノーバルオグナほたかスキー場登山口から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程   スノーバルオグナほたかスキー場登山口6:40~天狗尾根分岐7:35~8:10前武尊山8:25~川場剣ケ峰トラバース~
 ~岩峰群~家の串山9:25~三ツ池10:00~10:10武尊山山頂11:25~三ツ池~家の串山12:07~岩峰群巻道~
 ~前武尊山13:00~スノーバルオグナほたか登山口14:20
山    名  武尊山(2158m)、前武尊山(2039.7m)
天    候  


八つの岩の峰が連なる山容の武尊山(ほたかやま)は日本武尊に所縁が有る山として知られている。
その日本武尊の像がある前武尊山を経由して登る事にした。






スキー場の駐車場の横に登山口の表示板があった。車はここ迄。



林を抜けてスキー場のコンクリートの道を登る。



ゲレンデ一帯に咲いている白い花が印象的だ。
スキー場の最上部を越えた所で天狗尾根の道との分岐あり。



ようやく登山道らしくなった。紅葉が始まっていて、昨夜降った雪が足元の笹の葉に残っていた。
木の葉からは、溶けた雪がパサパサと落ちてくる。

最初のピークが日本武尊が祀られた前武尊山。
東側の展望が良い。雄大な赤城山はよく分かるが、少し左に印象的な山がある。
地図で調べてみると、その山は皇海山だった。
よく見ると赤城山の右手奥に薄っすらとあの象徴的な台形の山、富士も見えていた。
登山口で一緒だった福岡のFさんものぼってきた。




皇海山


赤城山と 右奥に小さく薄く富士山


正面に川場剣ケ峰が立ちはだかる。
ここは東側のトラバース道を通るのだが笹の茎が多い荒れたところになので慎重に進む。



剣ケ峰を巻き終えたキレットの様な所からは西側を巻いているようだが、




大きな岩を越えてピーク越しのルートがあり、
そこをクサリを頼りに登ると足の竦む様な岩の上。




岩の上から剣ヶ峰見上げる


このまま行くと切り立った岩の上を下るのだが、岩には白い雪が残っていたりして嫌な雰囲気。
少しづつ進むも、『戻ろうか』『もう少し進もう』を繰り返しながら進む。
クサリのついている所へくるとホッとするが、無い所が殆どで緊張した。




最後のクサリを下って土の道になり巻道と合流し胸を撫で下ろす。

巻道を通ったFさんに追いついた時、どうなったのか心配してくれていたそうだ。
痩せ尾根を通過して家ノ串山ピークへ。通ってきたあの岩場を見返すとゾッとした。





武尊山頂を見ながら中ノ岳の東を巻く。



池が幾つかありヌカるんだ所を通ると、ひと登りで武尊山。

そこには若者が1人だけだったが、反対側からも登ってくる人が増えて、十人程になった。
ここは360度の展望。展望表示板があり、皆でワイワイ言いながら時間を過ごす。
天気が良く、何しろ周囲には100名山がオンパレードだ。
赤城山、富士山、皇海山、日光白根山、至仏山、平ヶ岳、巻機山、谷川岳、八ヶ岳などなど。
一時間以上山頂に居たのも久しぶりだ。



帰りは勿論巻道を通った。往路通った岩場を見上げてまたゾッとした。
Fさんとは夕食に『鍋を囲もう』と約束して一緒に下山した。

牧場を下るときに見えた燧ケ岳


下山後の温泉=花咲温泉  花咲の湯

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