戸隠稜線からの高妻山
 2011年10月12日  戸隠牧場登山口から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  戸隠牧場駐車場6:05~帯岩7:05~一不動・避難小屋7:20~二釈迦7:30~五地蔵山8:00~八観音8:359:22高妻山9:35
 ~八観音10:10~五地蔵山10:50~二釈迦~11:20一不動・避難小屋11:25~九頭龍山12:0512:50戸隠山13:00
 ~ナイフリッジ13:15~百間長屋13:40~戸隠神社奥社14:08~戸隠牧場駐車場14:55
山    名   高妻山(2353m)、五地蔵山(1998m)、戸隠山(1904m)
天    候  

戸隠連峰は戸隠山、西岳の戸隠表山と、高妻山、乙妻山の戸隠裏山がある。
中でもひと際高く聳え立つ高妻山は戸隠富士と呼ばれている。
期待を抱いて登山口のキャンプ場に隣接した戸隠牧場へ。

時間的に余裕が出来れば戸隠山にも寄ってみたいところだが、先ずは高妻山へ登ってからの事。






牧場の中を進む。一時柵の中へ入り、草を食んでる牛たちとすれ違う。



道は沢を何度も渡り返しながら標高が高くなる。
滑滝のクサリ場
を過ぎると今度は帯岩。
大きな一枚岩をトラバースする。一応足場があり一定間隔で鎖がぶら下がっていて安心だが
足を滑らすと危険、下を見ると怖いところだった。



帯岩の端は湿った岩。足場が確保できにくいので鎖を頼りに身体を引き上げた。
稜線に出たところが一不動。ここに避難小屋がある。




一不動から、二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七薬師、八観音、九勢至、十阿弥陀の先に高妻山の山頂が有る。
その先は十三虚空蔵まで続いている。
大小含めてそれぞれがピークとなっていて、アップダウンを繰り返しながら高妻山の山頂へ。

次のピークは四普賢。
五地蔵山は鋭いピーク。
一番奥は八観音






八観音の登りでガスの切れ目に高妻山


九勢至を過ぎると超急登で稜線に出る。
十阿弥陀から岩の稜線の先にやっと山頂だ
まだ9時半になっていない。
コースタイム1時間以上短縮。戸隠山へ回れる余裕も出来たようだ。

高妻山山頂
微かに妙高山の姿が見えた

八観音の下りでは、すっきりした青空になり、戸隠富士の名に相応しい姿が現れた


避難小屋まで下り、戸隠山へのやせ尾根を進む
特に東側が切れ込んでいた。


横から見る方が感じとれる



岩場の紅葉に足を止めながら戸隠山に着いた。

高妻山をバックに記念写真


八方睨みから鎖で下ると
ここが、かの有名な蟻の戸渡り
山頂で一緒になった単独者も既に通過したようだ。

前後には誰もいなくなった。
無風ではあるが、あのナイフリッジを立って歩くのは、私には無理。
マタ擦りも無理(^0^)
トラバース用の鎖に頼って通過した。



何箇所も有る鎖場を下ると、百軒長屋というハング岩の下のトラバース道。



通過してきた岩の稜線を見上げる。


戸隠神社を抜け、”ささやきの小径”を通って戸隠牧場へ戻った。
紅葉の真っただ中、緊張の岩場と長丁場で印象に残る山行になった。
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