クリスマス寒波がやって来るらしい。ならば大峰へまっ白のクリスマスツリーを見に行こう。
ついでに登山道の様子も見ておきたい。
黒滝村あたりから雪がチラついていたが、天川の熊渡へ着くころには止んでいた。
神戸ナンバーの車の横に停める。
道路に轍は無かったので昨日から停めてあるのだろう。
この感じではスノーシューは不要かも。車に残して出発した。

林道には崩れた跡が残る。

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薄くなっている1人の足跡はあの車の持ち主だろう、間違い無く昨日のものだ。
古道との分岐まで登るとツボ足では歩き難くなった。
分岐では川合へ下った真新しい単独者の足跡が現れる。
今、山に入っているのは、あの神戸ナンバーの車の単独者Aさんと私だけだ。

ゆっくり登ればツボ足でも歩ける。
狼平まで行けるだろう。
頂仙岳下

高崎横手が近付くと辺りには白いツリー

この後、寒波が通り過ぎたころには垂れ下がった枝に雪が重なり
この道は通行できなくなり、迂回することになるのだろう。

高崎横手と狼平への下り道
いつかビバークした、苦い思い出の場所だ。 |
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小屋が見えた。
静寂の中にポツンと・・・・・。
ずっとこの景色の中に居たいような気分だ。

中には誰もいなかった。
あのAさんは朝から八経ヶ岳へでも行かれたのだろう。
動き難かった入口のドアも治してあった。

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小屋の中はあまり寒くはなかったが、熱いコーヒーとパンで昼食にした。
くつろいでいる所にAさんが戻ってこられた。暫く話して一緒に下る。
小屋の前の樹氷

小屋のガラス窓に出来た氷の結晶

Aさんはスノーシュー、速い速い。
私はツボ足で必死に後に続いた。

一度も休まず急いで下山。急いで帰宅。
夜は帰宅を待っていた5人の孫達とクリスマスパーティの一日だった。
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