昨日に引き続きチャリンコを活用する。瓶ヶ森の東の登山口にチャリンコデポ。
寒風山トンネルの駐車場から登ってデポしたチャリで戻る作戦だった。
ところが瓶ヶ森からチャリで戻るには上りもあり、歩き疲れた後には厳しいかもしれない。
ならばと、中間地点にチャリのデポ地を変更した。
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寒風トンネル登山口
涼しい内にと、出来るだけ早く出発したつもりだが既に五時半近い。
太陽はどんどん上がってきて、暑くなり、シャツ一枚になる。
桑瀬峠から伊予富士へ向かう。笹原の道が気持ちよく、寒風山と笹ヶ峰を背に快適に歩ける。
伊予富士
伊予富士への残り百mの登りは本当に急登だったが、山頂へ着くなり、
目の前に飛び込んできた瓶ヶ森や石鎚山を見て疲れが吹っ飛んだ。
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ただ伊予富士の富士については、疑問点が残っている。多分だが、新居浜側から見上げた姿が富士なのだろう。
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東黒森へ続くヤセ尾根
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次のピークは東黒森。笹に覆われた痩せ尾根の斜面を抜けて行く。見た目に気持ち良さそうな道だが、ウッカリ景色を眺めていると足を滑らす笹の斜面だった。
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チャリのでポチへ下る。まだ8時半。やっぱり瓶ヶ森まで縦走したいが、今度は足がなくなる。
ヒッチハイクを使って瓶ヶ森へ行ってそこから山を歩いてまたココまで戻れば変則ではあるが、縦走になるではないか。
そうしよう!
とすぐに来た広島ナンバーの車に乗せてもらって瓶ヶ森の登山口。
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瓶ヶ森登山口
南斜面と北斜面では山の姿が全く違う瓶ヶ森。北側から広い笹原の整備された登山道を登った。
何と言っても西日本最高峰の石鎚山が目の前だ。
石槌山
東の方は笹ヶ峰までは見えているが、昨日の様に空気が澄んでいないので、残念だが赤石山系は見えず。
瓶ヶ森の笹スロープ
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瓶ヶ森を東へ下る。 |
瓶ヶ森から見た西黒森から伊予富士へ続く尾根
笹が覆って足元が見え辛い。急斜面は気が抜けなかった。林道の横まで下った。
次の西黒森へ踏み込むが左右から覆い被さった笹は今までより長く歩き辛い。
特に西黒森への急斜面を登るには無理そうだ。ここから林道を歩く。
巻いたところから再び登山道へ踏み込む。幾分笹も立っているので、かき分ければ前に進み易い。
それでも藪化しているところでは後悔する。
一番大変だった自念子ノ頭の巻ルートは笹と茨の道。
そこを過ぎ、チャリンコの待つところが見えてくるとホッとした。
この辺りは最近殆ど歩かれていないのだろう。
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自念子ノ頭へ
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チャリに乗り約11キロの林道を下る。上り坂も多少あり、駐車地点のトンネルへ戻るのに50分ほど掛かった。
変則なりに縦走出来た事に満足し、昨日と同じ温泉に入り帰阪へ。午後7時40分帰宅した。
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