思いつく山も無いので、今年も恒例にしているベニバナヤマシャクヤクを観る事にした。
自分には珍しく花の観賞山行。リカオ夫妻と同行。
10年前はこの花の自生地をあまり知られるとまずいと云う事でこっそり見に来ていたものだが
今や奈良県が観光用に大きく紹介しているので隠していても全く意味が無くなってしまった。
それなりにしっかりと管理や監視ができると云う事なのだろう。
観音峰展望台から弥山方面
青空には適当に雲が有って良い眺めだ
例年より遅めの開花と思える。花弁が小ぶりなものが6輪程開いていたが、全体的にはまだ蕾が多い。
東の斜面にも自生しているが、ジキタリスの繁殖が勢いよく、ベニシャクは侵食されていた。
|
|
|
|
まだ時刻は朝、さてこの後どうしましょう。このまま下っては如何にも物足りないのだが。
稲村まで行くか、白倉へヤブこぎか。
リカオさんの希望により白倉へ登って山上辻まで行ってみようと云う事に決まった。
観音峰へ登り三ツ塚を越えて法力峠でひと休み。いよいよふくらはぎに負担が掛かる白倉山への登り。
チョット平らなところまで来ると自然林が現れる。
そこから白倉山は近かった。
平坦な山頂でランチタイム。
蚤ほどの小さいブヨがしつこく絡んできて、手の甲や頭をやられた。
リカさんはネットを被り防御に入ったようだ(^^)
帰宅後、やられた箇所が赤く腫れあがって痒くなってきた。この時期の山は対策が必要だ。
次のピークが木の間にチラつき、三角にとがって見える。
時には赤テープが有ったりするが、道が付いている訳でもないので適当に登る。
シャクナゲ帯に突入する。激しいブッシュに手間取る。
雪の時期に登った時もそうだったがブッシュはその時以上だ。
|
残っているシャクナゲも結構ある。
|
|
無名ピークを越え、下りかけると大日山が目に入った。
|
笹原とブナ林が現れると稲村小屋のある山上辻。
|
稲村小屋前
今日は此処までにして普通の登山道を法力峠へ下る。
この時期ならではの木漏れ日と新緑のグラデーション。
ごろごろ水を汲んで洞川の街を通り、みたらい渓谷への遊歩道で虻トンネルの登山口駐車場へ戻った。
洞川温泉の庭には、早くも開花した天女花が。
同行の”森のRIKA+お”さんのページ
|
|
TOPへ 山へ残した足跡 大峰へ残した足跡 台高へ残した足跡 百高山と標高2500m超の山 日本百名山 |