梅雨の合間に夏山への体力チェックでもしてみよう。
最近は膝や腰痛で重いザックのテント泊とは縁が無くなってしまった。
とはいえ、営業小屋の無い山へは、夏でもある程度の重量を担ぐことになる。
私の場合、今は負担の少ない12kg程度を限度としている。
体力はもとより、歩いた後の腰の状態や翌日への影響などをチェックする事にした。
重量合わせの為、適当にザックに詰め込んだ。足りない分はペットボトルを足して調整。

以前から体力チェックに使うルートなので登山道の変化に目が留まる。
偽岩橋山の手前の平坦道は大阪平野が良く見える場所が幾つかあるが笹の背丈が
延びて見え難くなっている。
ただ、足元は今日も草刈りが行われていて歩きやすい。

岩橋山を過ぎて持尾辻の手前辺りにはササユリが幾つか咲いていた。

この周辺にはアジサイもある。

持尾辻のベンチで小憩し、10分程南へ歩いた所にトイレが新設されていた。
木の香りのする新鮮な水洗トイレは男女兼用が3っつ。

葛城山で戻ろうかとも思ったが、水越峠へ下る。
峠の直ぐ手前では登山道の側溝が倒木と土砂で埋まってしまって水が溢れだして
いた。
水越峠の四阿でひと休みして、来た道を引き返す。

往復25.6kmはダイトレの半分以上を歩いた事になるのだが、
翌日朝の腰の具合は、普段と同じような痛みはあったが、
長距離を歩いた割には、あまり変わらなかった。
この程度なら、今年の夏山も楽しめそうで、安心を確認できた一日だった。
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