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明神には観光客が賑わう。
明神橋を渡り、林道を右へ歩くと直ぐに左の道へそれると、信州大研修棟が有る。
確か二年前だったろうか、ここまでは来ている。
その折は登山道が崩壊していたので山小屋の方に制止された。
今回はOKの確認も取れている。
下の方は草刈りもして有るらしい。
事実歩き良い道だ。でも直ぐに歩きにくい道になる。
石がゴロゴロして足元が不安定だ。尾根が近づくともっと歩きにくいザレ場。
尾根で一息入れる。向かう先がよく見える。左手は突上げる明神岳の岩壁。 見下ろすと明神辺りの屋根が見え、曲がりくねった梓川も見える。
霞沢岳の山頂付近にはガスが覆っていた
ひょうたん池へは大きな涸れた沢を横切りながら登る。
浮石多く不安定、草が邪魔して足元が見え難い。ここはユックリ歩くしか無い。ただ転倒しても滑落する程の斜面は無かった。
斜面は広大なお花畑になっていて、秋の花が咲き乱れていた。
トリカブトやシモツケソウなど、伸び放題の秋の花が咲き乱れる
草を掻き分け斜面を這い上がると、『何コレ』と言うくらい小さな池。長さは僅か20mも無いくらい、確かにひょうたん形をしている。
池の横を少し上がると砂地の広場になっていた。テント二張り位だろう。天気は良いがガスで上の方が見え難い。
周りの花に癒されると疲れもとれる。
不安定な足元に気を遣いながら下山へ。
奧又白池への道ほど勾配は無いが、ここの道は不安定極まりない。
下りの斜面で若者二人に出会う。昆虫採集の違反者の監視員なのだそうで、暫く話して別れた。
下山まで他の誰とも出会う事はなかった。
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