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夫婦滝の手前で烏帽子岩を見上げた
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登山届けを提出し、盆休みで賑わうキャンプ場の横の橋を渡り、滝の多い二の谷コースへ向かう。
直ぐに現れたのは幅の広い立派な木の階段。
いくつかの滝を巡りながら岩壁の間を階段は続いている。 折角撮った筈の滝の写真もほぼアウト。
夫婦滝を眺めながら一休み。
水量はあまり多くは無いが落差80mは迫力がある。
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カモシカ渡りを登り切った岩場からは展望が広がる
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少し平坦なところに出ると天に突き刺すような兜岩を見る。
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此処から急登が始まった。
鎧岩、カモシカ渡りと見所はあるが結構厳しい登りが続く。
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岩を掴んで兜岩の上に出た。太陽ギラギラで汗は滴り落ちている。疲労はピーク。
兜岩の上から御嶽と真ん中に小秀山山頂の小屋も見えた。
幸いにもここで急登は終わり、第一高原からは水平道の筈だ。
見る限り残り1.8km程の山頂まで標高差は然程無いが随分遠く見える。
第一高原、第二高原、第三高原と水平道を歩き僅かに登りきると山頂の小屋に到着。
山頂はそこから1分も掛からない所だった。
山頂からは御嶽山が大きく見える。
中央アルプスも薄っすらではあるが、山名がわかる程度に見えていた。
小屋に入り風を通す。気温は20度。
僅かの間の昼寝が誠に気持ち良い。
小屋の造りには細かい配慮が伺える。管理もゆき届いている。
それに伴ってとても綺麗に使われている。泊まってみたい小屋の一つだ。
薄っすらと中央アルプスの山並み
下山の三の谷コースは緩やかなジグザグ道。
単調だが、膝に負担の少ない下りに最適の道だった。
三の谷登山口からは林道歩き30分で出発点のキャンプ場に着いた。
前日の経ヶ岳よりも楽だろうと思っていたのは大間違い。
結構キツイ登山だった。
この暑さはまだ続くのだろうか、ソロソロ秋風が欲しい。
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