【2013年9月12日】
展望図
尾瀬周辺
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朝の鳩待峠でどんさんとmさんと別れて大清水へ。
大清水は尾瀬沼への入り口。
駐車場はガラ空き、店もまだ開いていない。
駐車料金は下山時に払うことにして出発した。
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ゲートで区切られた鬼怒沼山方面への林道は草が大きくはみ出していて車が通っているとは思えないくらいだ。
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林道の終点に近づくと均整のとれた三角に尖った山頂の物見山が目に入った。
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その先、沢沿いに進むと大きな丸太を削った橋を渡る。
ここが湯沢出合だと判った。
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此処からは物見山までの標高差800mを登ることになる。
急坂の後は痩せ尾根。左下の沢の音も次第に小さくなってゆく。
標高が1900mを超えると岩などを掴んでの急登。
エアリアの地図には眺望が良いことになっているものの、遠くまでは見えない。
そんな時、色付いた葉っぱを見ると嬉しい。
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物見山山頂は木立の中で展望はなし。
下って行くと鬼怒沼への分岐。
そのまま進むと黒岩山の横を通って尾瀬沼へ通じる。
そこから大清水へ戻る反時計回りの周回が出来るルートだ。
そのつもりのツエルト泊計画も今夜の雨予報で崩れた。
仕方なく巡視小屋へ泊まることにする。 |
取り敢えずは鬼怒沼の散策。湿原では東側から登ってきた団体さんに出会った。
それ以外は翌日まで誰にも遇わなかった。
向こうが鬼怒沼山
湿原の向こうに一際高い日光白根山、
振り返る方向には双耳峰の燧ヶ岳が見えていた。
花は殆ど終わっていたが、始まりかけた草紅葉に秋を感じる。
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尾瀬沼への周回コースを諦めて今日の内に水の確保と黒岩山を済ませ、明日は下るだけにしておこう。
この時刻から黒岩山まで往復6時間は長いが、雨になるまでに何とかしたいところだ。 |
真ん中の最奥に小さく黒岩山
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アップダウンを繰り返し水場を通過
黒岩山への分岐から山頂へ近づいた頃小雨が降り出した。
ブッシュの中の山頂は視界悪く直ぐに引き返した。
水の確保をして小屋へ帰り着く頃は薄暗くなっていた。 |
小屋には誰も来ないだろう、目一杯荷物を広げてゆっくり過ごした積りだが
18時には寝てしまったようだ。
【2013年9月13日】
朝、雨は上がっていた。まだ湿原は靄の中。今のうちに鬼怒沼山へ登ってこよう。
1時間程で往復できた。今日は下山するだけだ。
小屋に戻りノンビリと湿原散策をする。青空が次第に増えてきた。
昨日と同じ筈の木道歩きも、また違った味わいだ。
下山へ。
大清水の駐車場前で山菜そば。
濡れものを広げて乾かした。
そしてどんさんとmさんの待つ檜枝岐村までの190kmをぶっ飛ばした。
チョットした入れ違いはあったが、無事"ひのえまた旅館"で合流でき、珍しい地元食材の料理を楽しむ小宴会となった。
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