石狩岳は日本海へ流れる石狩川と、太平洋へ流れる十勝川の支流音更川の源流にあり
二ペソツ山と共に東大雪を代表する山だ。
三年前に登頂を試みたときは、林道が閉鎖されていて撤退した思い出が残っている。
昨日と同じ林道入り口から入りダート道を北へ進む。
ユニ石狩岳への登山口を右に見て更に進むと右手の草むらの広場が登山口駐車場だった。簡易トイレもある。
静岡ナンバーの車が一台だけ停めてあった。既に登って行かれたのだろう。
身支度をしていると、砂利道の中をスクーターがやってきた。
スクーターはレンタカーだと仰っている東京の方だ。天気は良さそうだし山頂も見えている。
登山道に入ると直ぐ何の細工もしていない石を置いただけのお地蔵さんの前を通る。
そして暫くは熊ザザの中を沢沿いに歩く。
朝露でビショビショになることは分かっていたのでスパッツは着けていたが、腰まで濡れる。
こんな所で熊に出会ったら大変なので今日は鈴が二つ、喧しいほど鳴らした。
尾根の取付きにシュナイダーコースの道標。このコースは急登で有名だが、まだそんな雰囲気はない道だ。
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