登山者名簿に記録し、登山道に入る。朝の空は曇っていた。
200m上がると標高はほぼ500m、水平道が続きダケカンバが多い林を歩く。
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つつじヶ丘を過ぎてここは佐上台。
ムラサキヤシオツツジが多い所らしいが今は咲いていない
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僅かに登り坂になり両側が笹薮になる。
そこにガサガサと音がした。
ヒグマだろうか?ドキドキしながら、止まって耳を澄ましてみた。
すると薮の中から人の声がした。一安心し胸をなでおろしたものの、何をしているのだろう。
薮からて出来た人に聞いてみると、タケノコ採りをしたとの事。
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標高が750mを越えるとダケバヤシにナナカマド、カエデだけの道になる。
この辺りは秋の紅葉が良さそうな感じがした。
短い雪渓も通過
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6合目を過ぎてロープ場へ。
特に急坂でもないが、ゴロゴロした浮石ばかりで落石しやすい所
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タカネザクラ
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1050mを越えるころからハイマツ帯になり、7合目は未だガスの中。
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8合目 扇風岩
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8合目を過ぎて登り坂に掛かる。振り返ると雲が切れてきた
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あっという間に青空が広がり西尾根がスッキリ見えてきた。
平らに見えているが真っ直ぐ上に向かって登る雪渓
雪渓を二つ越して急坂を登り稜線へ。
尾根に上がると箸別ルートとの分岐
分岐からはお花畑が広がっている。
広い稜線の向こうに暑寒別岳の山頂
エゾノハクサンイチゲと山頂
西尾根の雪形と流れ行く雲
山頂到着です
朝曇っていた空はこんなに晴れてきた
真ん中手前のピークが南暑寒岳、その左奥には北海道の尾瀬と呼ばれる雨竜沼が拡がって見える。
雨竜沼は7月から8月が良いと聞いたので、今はまだ時期外れと云う事だろう。
箸別ルートへの尾根
南に見えたのは鋭鋒、群別岳1376m(左)と浜益岳1258m(右)、ここはまるで日本アルプスの様だ。
一番に目を惹いたのが群別岳だ。意欲を湧かせる山だが一般ルートは無いと聞いた。
山頂部の花
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チングルマ
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ハクサンチドリ
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キバナシャクナゲ
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ミヤマアズマギク
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マシケゲンゲかも?
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サンカヨウ
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ナナカマド
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下山時にはスッキリと晴れ渡っている
もう一度西尾根を
8合目から山頂部を
下山路に多かった花 |
ウコンウツギ
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ゴゼンタチバナ
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