大滝根山は阿武隈山地の最高峰で日本三百名山に選ばれている山。
山頂には航空自衛隊のレーダーがあるため三角点は踏めないが、直ぐ近くまで登れる様だ。
登山口の近くには「あぶくま洞」などの鍾乳洞があり、観光地にもなっている。
大越登山口には閉鎖されてしまった温泉センターや教会の建物が寂しく残っていた。
閉鎖された教会の建物
|
|
暫くは林道を歩くが植林の山道に変わる。
|
昨夜降っていた雪が薄っすらと積もっている。
何度か沢を渡る
|
|
今朝も雪はチラチラと降ったりしているが青空も見える。
笹に積もった雪を払いながら登る。
|
山頂が近付く
|
|
ここは山頂。レーダー基地をフェンスが囲っている。
|
横には大嶽根山峯霊神社があり、その裏側に三角点が見えていたが入れない。
ここを山頂と見立てておきましょう。
レーダードームが二つ見えた。
林の中を北へ進んで梵天岩というところへ向かうも、雪と笹薮で行く先判らず引き返して小休止。
まったく登山者の居ない静かな山頂だ。
時計回りの下り掛けに街を見下ろす。
五合目のブナ平から二万五千に載っている道は既にヤブ化していて
笹を掻き分けながらGPS頼りで林道に合流した。
若葉の季節にはツツジなどが多く、見所も多い山で、このたびは時期が悪かったのかもしれない。
|
|