播磨の山巡り3日目、でも正確には此処は但馬。午前中は粟鹿山へ。
北側から見た図
自然の家の直ぐ下のガラガラの駐車場に停めさせてもらう。
未だ薄暗い時間だったので、ヘッデンをつける。
(朝は暗かった。これは下山時の写真)
下山時撮った自然の家
|
|
この道から右手に入ってゆくと、工事をしている荒れた道
|
国土地理院の2.5万図には廃道になってしまった登山道がそのまま載っていたり、付け替えられた新しい登山道は載っていなかったりする。
この山も入り口から工事をしていたりして判りづらかった。荒れた藪をリボン頼りに進んだ。
最初の急登のところは「地籍調査」のリボンで、登山ルートだったかどうかは判らないがP621に向かっていたので無理矢理だったかもしれない。
滑り落ちそうな落ち葉の斜面を登り三角点P621。
暫くは緩斜面だったが薄い踏み跡を頼りに藪を進む。
笹を漕いで展望地に。そこから見る朝の雲海は綺麗だった
「緑風の道」と刻まれた石碑があり、林道が横切っていた。
ヤブコギに疲れたのでここで一休み。朝来市を見下ろしていると、何と「あれは竹田城跡では・・・」
その遥か奥には氷ノ山があった。
枠のあたりを切り抜いて拡大してみた
林道を横切ると階段を登る。またまた藪だった。
ススキの向こうに電波塔のある山頂が見える。
今度はススキの大ヤブコギが始まる。3mもの高さのススキを掻き分けた。
踏み跡は全く判らなかったけど、隙間を見つけながら進む。
山頂が近づくとススキの背丈も低くなりやっとの事で電波塔の手前まで出た。
苦労して辿り着いた山頂にはまたまた林道。少々興醒めだった。
|
|
|
|
だけど展望はすこぶる良い。中腹に見えるのは通過してきた、あの石碑と横切った林道。
墨絵のようにも見える美しい山並み
上りとは打って変わり、下りのルートは紅葉に埋まる静かな尾根道。
今は何も見えなくなった展望台のある分岐まで続いた。
北西へ進路を変えたあと林道を横切るとき見えた粟鹿山山頂付近
杉林を下る。ジグザグに切ってある歩きやすい登山道だった。
今は下山に使ったこのルートがメインになっているのだろう。
下山は10時半。このあと竹田を通りR312を南へ下り、段ヶ峰登山口へ向かった
|
|