半作嶺で降りかけていた雨は止み、青空も増えてきた。
長い林道が続く。法師山の登山口を通り過ぎた。パンクが怖い道に我慢できず駐車した。
その駐車地点から18分、鉄板の橋を渡った所に登山口があった。
標高900mまでは急登だった。
ここからは楽な道になると思っていたが、結構小さいアップいダウンもあってナカナカ山頂は遠い。
1058mのピークから100mほど下る。下る向こうには全容は判り難いが大塔山の姿もチラチラ見えている。
150mの登り返しはザレた急坂だ。踏み跡は有る様に見えるもののハッキリしない。落ち葉の上は滑りそうだった。
ネットが現れてその先が山頂だった。
ネットに囲まれたところは立派なブナが多かった
壊れかけたイスがある山頂。
隣の法師山が美しく見えた。
紀伊山地の特に山深いところにある大塔山だった。山頂には立ったけれど、残念ながら、まだその姿を見ていない。
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