Gさんとそれぞれの車で蓮ダムへ。先に一台を庵ノ谷林道へデポした。丁度林道の中間位だろうか、標高は570m。
林道は1000m付近まで続いているが、パンクが怖いので無理をせずここまでにした。
もう一台でスメールまで戻り登山口の前の駐車場へ。
登山届を提出し沢沿いに進む。
少し進むと案内の通り右手方向の植林を上ってゆく。急登だったので直ぐに汗が噴出した。
植林帯を抜けて尾根に着きホッとしたものの、ここからがキツイ。
木の根と岩を掴みながら登りきったところがP809の飯盛山北峰。
ここは横風があるので汗も吹っ飛ぶくらいだ。既に500m上ってきたが、まだ半分。
木の間から右手東方に白い山頂が見えるのは桧塚だろう。
飯盛山は蓮のマッターホルンと言われているだけあって、流石に厳しい斜面が続いた。
飯盛山到着9時46分。その後も痩せ尾根は続く。
唐谷道との分岐で一休みし、最後のひと登りで迷岳山頂に到着。
薄く雪がついていた。霧氷も残っていて嬉しい。
Gさんにとっては初登頂の迷岳、変化のあるルートだったので満足の様子。
東斜面を一段降りれば絶好の風除けスペースがあり湯を沸かしてランチタイムとした。
山頂から稜線を南西へ進み大熊谷ノ頭を目指す。
時々現れる青空と陽射しで霧氷がキラキラ輝く。
大熊谷ノ頭の山頂標
緩やかに下り林道に合流。45分間の林道歩きで車のデポ地に戻れた。
帰路、東吉野村まで戻り近畿のマッターホルン高見山を振り返った。
ここも山頂は白いので、名物のエビの尻尾が出来ているのかもしれない。
寒い日だったが二つのマッターホルンを見れて良い日だった。
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