先行者はこの大通峠との分岐で右に曲がり三室山登山口へ向かったようだ。
私も右に曲がり登山口へ
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登山口の道標があり、駐車場と思われる広いスペースがあった。
ここで先行者の足跡は右手の樹林に消えている。
山は正面に見えているので私は、その正面に向かう。
何処が登山道なのかは判らなかったが、何となくそれらしき感じは掴めた。
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最初は緩やかだった
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次第に傾斜が増してくる
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1050mを越えると強烈な斜面になる。でもワカンでステップが切れる雪質だったので休みながらではあったが登れた。
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少し緩やかになる。
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1200mの手前で、その先に大きなセッピが見えてきた
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遠方の山も見てきた
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裏から廻りセッピの上に
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右手の尾根も見えてきて、山頂が近くなってきた予感
岩が立ちはだかり左へ廻ると鎖がぶら下がっていたので、初めてルート上に居る事が判った。
ここだけは12本アイゼンが欲しかったがワカンで慎重にクリア。
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岩場を終えると雪原が広がっていた
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見通しが良くなった
気持ちよい斜面を登りきると右手の尾根からトレースが現れた。
多分途中で違うルートを辿ったと思われたあの先行者のものだろう。既に下山された模様だ。
この先100mで山頂。
大きなセッピの出来た山頂
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4時間近く掛かった三室山山頂。すこぶる良い気分です。
眺望良し、氷ノ山
扇ノ山も
まあるい山頂に一本の木
空の青さと、程よい雲の流れ
天気良く気温は高めだったものの、じっとしていると冷えてきた。
氷ノ山を前に見ながらスノーシューに切り替えて大通峠に向かって下る。
200mほど下り、風除けを探して遅めの昼食を取った。
山頂を振り返る
大通峠からは林道を歩く。向きを変えたので正面に三室山が望める。
うっかりこの場所をそのまま進んでしまいタイムロス。引き返して右手の杉林を下る。
足元に見えるカーブミラー、マダ雪は深そうだ。
遅い出発だったので17時を過ぎてしまったが、無事に車のところに戻った。
天気良く、初めての三室山はとっても印象の良い山になった。
そして満足感に浸りながら温泉へ急いだ。
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