この特徴的な形の場所は西口への下降点。
現在は崩壊している場所があるので西口へは通行不可だとか聞いた。
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サラサドウダン
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最盛期は過ぎているかもしれなかったが、今が盛りのシロヤシオの木も多い。
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鉄山が見える
大普賢岳も見える
大峰の魅力が集まった稜線
登山道に見える岩の肌が若干白っぽくなってくれば花の多い場所が近づく。
矢張りヤマシャクは終わっていた。又今年もクサタチバナの範囲が広がっているように感じる。
そういえばバイケイソウとの勢力争いをしているようにも見えてくる。
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クサタチバナの群生
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クサタチバナ
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天川村の観光案内所には花名が書いてあったヒメレンゲ
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バイカウツギ
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バイケイソウの海
一年前、奥駈全縦の時以来1年ぶりの行者還避難小屋
誰も居なかった小屋にゆったり荷物を広げる。気持が良いので外でビールに焼酎。
30cmも有りそうな鳥が近くまで寄って来た。ドップリと自然の中に浸かっている気がする。
暗くなる前に眠ってしまったようだ。
19時30ごろだったがラジオの音が聞こえた。外は暗かった筈だが、1人小屋に入って来た様子だった。
隣の小部屋に入られたのだろう。
晴れる予報だった筈の天気は夜には嵐になっていた。
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午前5時、昨夜の余波が残っていた。相変わらず強風は治まっていなかったが、雨は止み濃いガスが流れていた。
出かけてもしょうがないので朝寝でもしようと8時ごろまでシュラフに潜っていた。
起きて隣部屋に挨拶。話好きの岐阜県の方は実は大峰大好き人間。
話は尽きなかったが既に9時が近づいていたので出発準備だ。
ほぼ同時刻にお互い逆方向に出発した。
風も少しづつ治まり、所々に青空も見えてくる。いい感じになってきた。
シロヤシオも映える。
天気は回復、時間もある。
そういえば昨日出合った地元の方が言っていた「唐笠岩」とか云う場所に行ってみよう。
弁天の森から南の尾根を標高50m位下った所にあると云われたのを思い出す。
山と高原地図を見ると確かに「唐笠岩」が載っていたが標高300mほど下ったP1295だ。
どっちが正しいのか、兎に角行ってみよう。
弁天の森から南へ下る。踏み跡は無いようだったが比較的歩きやすい。
50m下った所で大きな岩壁。確かに此処は岩のピーク。
でもP1295まで下ってみなければと岩峰の右をトラバース。膝の踏ん張りが利かないのでチョット恐いところだった。
ドンドン下りヤセ尾根の1295ピークへ。何処にもそれらしい岩は無い。
もう少し先まで下ってはみたがその先はロープが無ければ降りれない。岩は無かった。
矢張りおじさんが云っていた最初の岩峰が「唐笠岩」なのだろう。
そして山と高原地図の記載は間違っているのだろうと思った。
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P1295から見上げるあの岩峰は唐笠に似ている
あの岩峰をトラバースして下ったけど下からならば登れるかもしれない。
岩の下まで戻ってきた。
直登は出来る訳もないが、向かう右側に岩の隙間を登れそうなルートを見つけた。
腕力を振り絞って身体を引き上げ、ひやひやものだったが何とか岩のピークへ辿り着いた。上から降りるにはロープが無ければ無理だろう。
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小屋
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多分ここが唐笠岩だと確信した。
岩の上から見えた弥山、八経ヶ岳
孔雀岳と釈迦ヶ岳
大峰奥駈はサイコー、久しぶりの探検気分も面白かった。
膝の感覚テストも出来たけど、下りでは痛み止薬のお世話になってしまった。
それでも痛みより楽しさの方が勝っていた。
この春改装オープンした天の川温泉に寄る。温泉は見違えるほどに綺麗になっていて真新しい木の湯船が心地よかった。
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