桜塚登山口駐車場には10台以上の車があった。
平日にしては多いかも。
登山届けを出して出発は7時20分
ここの標高は730m
|
|
標高1000m付近
|
5合目 標高1128mで南側の展望が開けた。
七つ小屋山の右手には上州のマッターホルンとして人気の大源太山(だいげんたさん)だ。
標高が1300mを越えるころ登山道には残雪が現れた
ブナ一色の森
6合目、標高1350m。 左手に天狗岩が見える。天狗岩の左=割引沢 右=ヌクビ沢
天狗の尾根の続きには割引岳も見えてきた。
切れ込んだ沢には雪渓。雪渓の間からはゴーゴーと激しい流れの音がここまで聞こえてくる。
雪渓を登る。融雪でこの前後の登山道は泥濘が多かった。
|
標高1550m 潅木帯になり青空が映える。真ん中奥に割引岳が見える。
|
|
|
300mほど急坂を上りきれば前巻機山(ニセ巻機山)
|
見えていなかった巻機山が現れる。左は割引岳。
雪渓を登る人が見える
小屋へ下る途中にある雪渓で水を確保した。
前回の登山時には建替え中だったこの小屋。
バイオトイレつきの立派な小屋だ。1階は狭いが2階は広くて明るくて快適。
2階に荷物をデポして割引岳へ向けて出発。
|
巻機山直下の湿原にはミズバショウ
|
|
登り切ったところが巻機山山頂で割引岳への分岐点。
山頂表示はあるものの最高点は此処ではない。
|
稜線を跨ぐように反対へ。
割引岳への登山道は雪渓のトラバースから始まる。
今まで見えなかった北の展望。越後三山が見えてきた。
流石、一等三角点百名山に相応しい美形の割引岳。直下まできた。
360度展望の割引岳山頂
右の巻機山と左の牛ヶ岳。
30分ほど眺望を楽しんで巻機山へ戻り、最高点まで歩いてみた。
今日登っていた人たちは皆下山されたようだ。見下ろしても何処にも人影は見えなくなった。
小屋に戻ったが他に宿泊者は居ないようだ。
焼酎でチビチビやっている内に寝てしまった。
19時ごろ、ザワザワする音で目が覚め、窓を開けると小雨だ。
今日の日没は19時14分 約302度の方向、もう直ぐだ。
雲の隙間から差し込んでいた夕陽に照らされて、小雨のカーテンが虹を創った。よく見ると二重になっている。
|
【 6月16日 巻機避難小屋~牛ヶ岳ピストン~桜塚登山口駐車場 】
日の出時刻は早い。58度の方向に4時15分。
3時15分起床し出発準備。
巻機山山頂付近の地塘。丁度、日の出時刻だったがガスの中だ。
牛ヶ岳方面へ進む。
右=朝日岳への縦走路 左=牛ヶ岳へ
|
|
そうこうしている内に空が僅かに明るくなって牛ヶ岳も見えてきた。
|
僅かな雲の隙間に太陽が覗く。
あっという間に青い空が広がる
越後三山へ繋がる稜線の山が雲海に浮かんだ。
今年の登山目標にしている下津川山がバッチリ見えているではないか。いい感じだ。
その向こうに見える筈の平ヶ岳は雲の中で全く見えない。
5時 青空が広がる。朝の割引岳が綺麗だ。
3年前に歩いた谷川岳方面の山がズラリと並んで見える。3倍に拡大します。
巻機山の池塘は雲上に
大いに満足した2時間余りの早朝散歩だった。でもまだ5時40分。
ガスが上りかけている避難小屋へ戻る。
小屋に戻り、遅くなった朝食。
6時55分下山開始。
|
アズマシャクナゲ
|
|
登山道で見かけた花
ショウジョウバカマ
|
ハクサンコザクラ |
|
イワナシ
|
ムラサキヤシオツツジ
|
|
コイワカガミ
|
イワウチワ
|
|
タムシバ
|
桜坂駐車場(1日500円 半日300円)
今回は巻機山の良さをシッカリと見ることが出来た。やはり山は天気が一番、好天で初めて良さが分かると言うことだろう。
|
|