【 1日目 7月30日 旭岳姿見平~旭岳~白雲小屋~忠別岳~忠別避難小屋(泊) 】
休日のロープウェイの始発は6時だったが到着が遅れて1時間以上遅くなった。
今日は晴れ、旭岳ロープウェイは流石に日本百名山だ、人が多い。
ここで旭岳へ登ってゆく人と、裾合平へ向かってゆく人に別れる。
自分達は噴煙を左に見ながら旭岳に向かって登る。
|
|
|
振り返れば遥か遠くにトムラウシ山が見えている。
手前の左手には右側が切れ落ちた忠別岳、今日はあの山を超えた避難小屋まで。こうして見るとかなり遠いように見える。
少し汗をかいたが止まると涼しい旭岳山頂。
雄大な景色だ、正面には白雲岳。その左奥、浮かぶ雲の下に東大雪のニペソツ山や石狩岳も見えていた。
ザレ場を下り、雪渓りを下って間宮岳へ向かう。
左の比布岳、右の北鎮岳。残雪とのコントラストがいい感じだ。。
北海岳に向かっていると右に迫力を感じる白雲岳
ここでも遥か遠くにトムラウシ山が眼に入る。
北海岳から白雲岳方面への緩やかな下りでは花が多くなった。
カメラ構えて立ち止まることも多くなった。
白雲岳の裾を回り込み、白雲避難小屋の前を通り過ぎた。
愈々長い長い大平原、高根ヶ原へ。向かうは大きく横たわる忠別岳。
三笠新道への分岐。(三笠新道はクマの出没多く通行止めとなっている)
コマクサの群落があちこちに広がる岩屑の道
近づいた様にも見えるが、忠別岳まではまだまだ長い道のりが残っている。
やっと山頂手前の忠別湖が見えてきた。
東斜面は綺麗なスロープ、右の断崖。特徴的な忠別岳が間近になった。
|
出発から8時間が過ぎ、ようやく忠別岳山頂に到着。
|
|
山頂を少し下ると忠別避難小屋が見えていた。
約50分で300m下り雪渓を横切ると三角の小屋。
テント場には女子高のテントが4張り、小屋には先客の女性が3名。
自分たちを含めても5人、ゆったり使わせてもらった。
で |
【 2日目 7月31日 忠別避難小屋~五色岳~化雲岳~第一公園~天人峡 】
今日は五色岳から化雲岳まで登り、そこからは天人峡への長い下りだ。午後の天気は崩れる予報なので午前中には下りきりたい。
先ずは五色岳。この山頂からはトムラウシ山が真正面だ。雲は多いが僅かな天気の隙間に立派な姿を見せてくれた。
五色岳から朝露のハイマツ帯を濡れながら通過し15分もするとお花畑が広がる。
雲行きは怪しくなってきたが持ちこたえている。
木道になり、見渡す限りのお花畑
|
|
最後のピークはこんもりした岩の化雲岳
残念なことにここでスマホのバッテリーが切れて撮影終わり。
このあとも小化雲岳周辺までお花畑は続いていた。
|
長い長い緩やかな斜面を下り、第一公園に差し掛かる頃本降りの雨になる。
登山道で見かけた花(修正がありました) |
イワブクロ
|
|
アオノツガザクラ
|
エゾコザクラ |
|
クモマユキノシタ
|
エゾツツジ
|
|
ミヤマリンドウ
|
チングルマ
|
|
ミヤマキンポウゲ
|
エゾヒメクワガタ
|
|
コエゾノツガザクラ
|
キバナシオガマ
|
|
エゾタカネツメクサ
|
エゾツツジ
|
|
トカチフウロ
|
チシマキンバイソウ |
|
ワタスゲ
|
エゾオヤマリンドウ
|
|
エゾイワツメクサ
|
ガスの中にちらっと見えた幻想的な羽衣の滝、涙壁という急坂を下り、濡れて天人峡へ下った。
北海道の山は初めての駱駝さんにとっては本州にはない雄大な山は印象深い思い出になった事だろう。
|
|
|