澄み渡る青空のもと気合を入れる。室堂の出発は8時40分。
見えているのは別山と剱御前

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地獄谷の向こうには奥大日岳

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疎らだった雷鳥沢のテント場を過ぎ雷鳥坂で、振り返えれば大きな雄山。

稜線の剱御前小屋に到着。室堂を見下ろす遥か向こうには薬師岳が望める。

正面にはカッコ良い剱岳

右は別山斜面


剱沢のキャンプ場

キャンプ場から少し下り剱沢小屋へ。
今の雪渓の状況を管理人さんに確認して長い剱沢の下りに入った。
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剱沢雪渓を下る
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平蔵谷出合
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長次郎谷出合
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小さく真砂沢ロッジが見えてきた

一旦雪渓が切れて滝が見えるところで左岸の夏道を通る。
ロッジの手前まで来ると黄色い花の群落があった。

石垣に囲まれた真砂沢ロッジ
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今日は全部で4張りだけ、グリーンがマイテント。
隣のテントは若いソロの女性。一時間ばかり楽しく喋り、明日に備えて早寝した。

【 2日目 9月15日 真砂沢キャンプ~池の平小屋~池ノ平山南峰・北峰~池の平小屋(泊) 】

足元が見えるようになり出発。テントと装備一式をデポしたので歩きは楽チンだ。
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大きく割れたスノーブリッジの中を通過。
オーバーハングした直下の通過は気色悪かった。
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広い川原に出る
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シオガマが癒してくれた。
岸を見上げる所にはニッコウキスゲも多かった。
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岩壁のクサリ場
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二股の橋を渡る。
見上げるのは三ノ窓雪渓⇒
この先、仙人峠までは急な坂道 |
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仙人峠への丁度中程にベンチがあった。この付近から目指す池の平山南峰が見えてきた(右手の山)。
真ん中の鞍部は小窓

仙人峠に着くと仙人池ヒュッテが見下ろせる。

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真ん中 小窓の王と小窓尾根 右 池ノ平山南峰

池の平小屋が見えてきた。左下には平ノ池も。

小屋で今夜の宿泊手続きを済ませて愈々今回の目的地の池の平山へ向けて登り始める。
暫くしてルート間違いに気づく。小窓方面への道を辿っていたようだ。
折角、小屋の管理人さんに聞いていたにも関わらずだ、情けない。僅か15分のロス、でも気を取り直して再出発。
200mも登ると斜面に広がるお花畑。遮るもののない展望だ。後立山の山並み。真ん中に五龍岳と右は雲に隠れている鹿島槍ヶ岳。

そろそろ左奥に南峰山頂が見えてきた。キレット(窓)を隔てて右に北峰も。

南峰山頂

ここから見る剱岳の何と近いことか!

雲が切れて鹿島槍も姿を現した。

ゆっくり展望するのは北峰をやっつけてからにしよう。
南峰山頂から北峰を望む

先ずはハイマツの中に踏み跡を辿る。怖いガレ場に出た。石ころに滑ったら谷底まで真っ逆さまだ。マサカここは降れない。
探していると潅木の中にそれらしき跡。雑木に捕まりながら下ってゆくとロープが見つかった。これだこれだ(^-^)
当初はロープ持参で来る積もりの計画だったが、ひと月前にタンタンさんが来て残置してくれていた新しいロープだ。
古いロープも2本残っていたが心許無いのでこの新しいのは有難い。
とは言え垂直にも見える下降は怖いな。ハーネスを持ってくるべきだったかも知れないが、兎に角降ってみよう。
何とか降れたものの足場が悪い。僅かなテラスに足を掛け草や潅木を頼りにトラバース。
落ちれば見えないほど深い谷底。ヒヤヒヤもので鞍部へ降りた。
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恐かったところ
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ロープはもっと下まで20m
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今度は北峰へ、
登りかけると足が攣ったが、落ち着いてみよう。5分休むと治まった。

これを登り、這松コギでまた足が攣った。座って休んでいると、眼前に雷鳥が現れる。
この苦しい時に現れるとは、まるで天使の様だ。殆ど動かない、『お好きな様に写して下さいね』と言わんばかりだ。
この時ばかりは本当に癒された。
戻るときに判ったが這松を漕ぐよりも草付斜面を通る方が楽だった。

下ってきた南峰の北面は断崖の要塞の様だ。右には八ツ峰。奥の山並みに針ノ木岳。

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最後の岩登りが終わり北峰山頂着
山頂には何もなく
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記念にヘルを置いて
その向こうは小窓尾根
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山頂近くに咲いていた
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小窓尾根
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復路、南峰のロープを登り返し、ホッとして北峰を振り返る。雲に隠れているのは毛勝山方面の山並みかも。
緊張が解けた南峰では45分間、たっぷり展望に費やした。

南峰東斜面のお花畑 |
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ここの小屋には風呂あり。泊り客3名。
私が今日のいちばん風呂だった。

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サンセットの後の雲海

【 3日目 9月16日 池の平小屋~仙人池~真砂沢テント撤収~剱沢~立山室堂 】
今日は室堂までの長い道のりだ。うす暗い時間から出発して仙人峠で朝食。
朝焼けの後立山 右から鹿島槍、五龍、唐松、天狗から鑓

光届かず裏剱のモルゲンはなかった。(仙人池)

裏剱を名残惜しむ。

真砂沢でテント撤収し、重くなったザックを担ぎ
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ひたすら雪渓を登る
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雪渓が切れた所に咲いていた
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もう秋、雷鳥坂は草紅葉

雄山も天気はそろそろ下り坂
美女平への高原バスへ乗って10分後に雨がポツポツ。
今回もまた、全く雨に遭わずに済んだ3日間。23時に帰阪することが出来た。
迫力の裏剱の岩肌、針の木から白馬への後立山の山並み。池の平山は矢張り噂どおりの展望台だった。
今回の温泉は亀谷温泉 薬師岳の湯「白樺ハイツ」 |
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