例年はここから積雪がある
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先ずは登山届
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林道を進むと崩落地(通り過ぎて写した)があるが歩行に差し支えはなかった。
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ここは1350m付近。
何時もなら、もがき苦しむラッセルの急斜面でも今日は楽々歩ける。
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もう直ぐ分岐。
P1598付近の様子。例年は溢れる樹氷の森も今年は残雪の春の空気だ。カリカリと締った雪でとても歩き易い。
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難なく頂仙岳を巻いて歩き、高崎横手到着。
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狼平へ下る道
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雪が着いていない橋を渡り狼平避難小屋へ。
障害も無く早く着いたので弥山避難小屋まで行こうかとも思ったが、下ってきたソロの男性の話では弥山避難小屋の戸が硬くて開かない状態だったとの情報。
弥山・八経ヶ岳へは明日登るとして、ここに留まる事にした。
散策を兼ねて日裏山へ出かける。橋を渡るとシェパードを連れた3人組の青年と出会う。
何とあの狭い八経ヶ岳山頂でテントを張りたいと言っている。
高崎横手を廻ると遠回りになるので適当にショートカットして日裏山へ。
日裏山からの眺望。弥山、八経ヶ岳。風も無く長閑な雰囲気。
避難小屋へ戻り一眠りしたものの時間が余る。誰も来ない様子、独占出来そうな雰囲気だ。
そうしている内にソロの男性がやってきたが外にテントを張りたいと言って出て行った。
やっぱり今日は小屋独占。部屋一杯に荷物広げた。
最近は湯たんぽをシュラフに入れて暖かく寝るのがマイブーム。
夜2回ほど外に出たら満点の星が輝いていた。星に無知な私にもオリオンだけは良く判った。
【 2日目 1月21日 】
暗いうちにスタートする積りだったが、良く寝たせいで明るくなってからのスタートとなる。
今日はスンーシューが良いようだ。締った雪でカシャカシャと気持ちよい音で調子よく登れる。
八経ヶ岳の左手に朝陽が見えるが薄い雲のベールで姿は見えず。
ツボ足でハマリまくりの跡があるがここからスノーシューの威力発揮。
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順調に弥山到着。鳥居は結構埋まっていたが他では凡そ50cm程度の積雪。
この時期こんなに少ない雪は初めての経験かもしれない。ほぼ夏タイムで歩けている。
雲が途切れた瞬間の八経ヶ岳 (弥山から)
ここでは矢張り吊尾根を歩きたい。
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全くセッピも樹氷も出来ていない吊尾根を行く
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昨日出逢った3人組みの青年はシェパードと一緒にまだ山頂に居た。
狭い山頂で念願のテント泊したそうだ。
丁度この時間は展望効かず。
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明星側へ周回。弥山辻。
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ここから日裏山へ
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日裏山への途中 展望の良いところで七面山が見えた。左奥には雲が掛かった釈迦ヶ岳も。
日裏山からは昨日のようにショーカットで狼平へ。弥山経由で下ったあの元気な3人さんも休憩中。
荷物の撤収をし、ほぼ3人さんと一緒に下山へ。
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狼平の橋を渡る3人さん
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元気です
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熊渡橋を渡り終了。今年は、まるで春山の雰囲気だった八経ヶ岳登山。
今日からまた雪が降る予報が出ている。当然、大峰の冬はこのままでは終わらない。
懐いてくれたワンちゃんともお別れし、今週は天の川温泉へ
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