関西百名山・近畿百名山どちらにも選ばれている諭鶴羽山は一等三角点のある淡路島の最高峰だ。
この時期セットに出来る黒岩水仙郷も一緒に廻ることにしていた。天気予報では明日がチャンス。
この山自体は登りやすそうな低山なので何か印象に残る山行にしたい。
そうだ、どうせなら海を隔てて紀伊半島の山から登ってくる日の出を見てみよう。
都合よく日の出を見ることが出来るだろうか、期待をもって早朝2時半に家を出た。
登山口駐車場の出発は5時40分、日の出時刻はちょうど7時となっているが山頂で間に合うだろうか?
少し急いだほうが良さそうだが、暗い中でのヘッデン歩きは慎重になる。
約10分で登山口、20分で鹿のフェンスを通過した。
気温は低いけど樹木に囲まれた道は風がなく意外に汗が出る。
暗い中でも道の曲がり角には地蔵さまが見えた。後で調べたところ一丁毎に有るということだった。
約1時間で諭鶴羽神社に着き、展望台から見る東の空は薄明るくなっていたが日の出にはまだ早い。
あと山頂までは500m
諭鶴羽神社(実際はまだうす暗かった)
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山頂近くのアンテナ
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山頂
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日の出時刻には間に合ったけど雲が邪魔をしそうな雰囲気。
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矢張り雲が邪魔をして10分遅れての日の出だったが、万歳!
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西の空が少し染まる。鳴門大橋が見えた。
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下山は殆どが林道歩き。お陰で見晴らしは良く、沼島が見下ろせた。
大分降りてきた、もう海岸は近い、みかん畑を九十九折れに下った。
下山した時、駐車場にはまだ自分の車だけだったが、管理の方がやってきて、
「登山者の駐車場は少し上の登山口の近くにスペースがあるからそちらに願います。ここは水仙郷の臨時駐車場ですので」との話だった。
まだ暗い早朝だったことで、私が勘違いして駐車したことになる。お詫びをして水仙郷へ向かう。
水仙郷の駐車は無料、入場料が500円。
久しぶりに穏やかな青空、良い香りの漂う水仙の丘を満喫できてとても満足の一日だった。
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