この地域の山巡りをしていたとき取り残していた山が雪彦山。
岩山で有名なのはインプットしていたけどそれ以上は知らない山なので楽しみだ。
夢前側の登山口へ近づくと見るからに険しそうな岩峰が目に入った。
その姿に日本百名山の瑞牆山や日本二百名山の大崩山を思い出した。立派な姿に胸が躍る。
駐車場には既に10台ほどの車が停っていた。登山口は橋を渡ってすぐの50mほどの所。
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不動岩から展望岩へ。
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尾根沿いに岩々した急坂を登る。
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展望岩からは近付く岩峰が見える。
前をゆっくり登っている方の背中に何か変な!
近づくと背中にバッチ500円と書いたザックを担いだ「マッチ売りの少女」ならぬ「バッチ売りのおじさん」だった。
あとで訊いた話では、結構有名人らしい。その時は沢の水量などの情報を提供して頂いた。
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オーバーハングしているデッカイ出雲岩を通り過ぎ
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狭い岩の間を鎖で登れば
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今度はトンネルくぐりだ。ザックが引っかかったけど無理やり通り抜けた。
セリ岩の横の見晴台から見下ろす
次々に岩の間を登り切った所が下から見上げていた岩峰のピーク。大天井岳と記されていた。
変化があって面白いルートだった。
この後三角点や最高点にも行ってみようと下り始める。三角点へ行く積りが険しい所をどんどん下ってゆく。
50mほど下ったようだったが違うような気がしたので取り出した地形図で確認し、登り返して納得のルートに戻った。
静かな杉林の中を歩いて殺風景な三角点へ。大学生風の三人連れが食事中だった。
西側の鹿ヶ壺から登ってきたけど岩山の雰囲気は全く無かったと言っていた。表と裏では山の雰囲気が違うようだ。
この付近の最高点はこの先にある鉾立山なのだ、兎に角行ってみよう。
鉾立山は北西に展望が開けていて、展望案内図があった。
ここからは後山から氷ノ山方面の山が望めた。
膝痛の事もあるので急坂を避けてゆっくり下りたいと思っていたのだったが。
ジャンクションピークを大きく南に折れて尾根沿いに少し下った所に造成中の林道が横切っていた。
そこで尾根の道は途切れていた。ブッシュや倒木で歩き難く成っていたので、下山道指示のある沢へ下った。
倒木だらけの杉林だったけれど通行には支障が出ないよう整備されていた。
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水が現れて美しいナメの滝を見ながら下ってゆく。小滝が多い沢は写真撮影に立ち止まることが多く飽きない光景だ。
一度沢から離れて林道側へ迂回してまた沢へ合流して登山口へ下山した。
一風変わった砂防ダムを過ぎれば登山口は近かった
短い距離だったけど変化に富んだ良い山だった。
帰宅して調べたところルート間違いして下山し掛けた所が一番の難所だった様で沢まで急降下しているルート。
再度行ってみたい気もするが下りに使うには私の膝には悪そうだ。
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