登山口の前に広い駐車場が二段に分かれてあった。
好天の日曜日にも拘わらず一台も停まっていなかった。
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山は小さいので山頂いまでの距離は近い。
杉林の中を登り、明るい尾根が見えてその向こうは自然林。
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明るい歩きやすい道は山腹を渦巻きのように右回りに登る。
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山頂が近付いて山の斜度は厳しくなってきたけど道は緩やかに巻いている。
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だれも居ない静かな山頂の金峰神社
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折角なので周回して下る。
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登山道に入ってからは山頂の姿は殆ど見えなかったけど、南の尾根に進み、振り返って木の間に山頂を見た。
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小さなアップダウンの尾根を超えて下山への分岐。
この山にはやたら「改心の道」の道標が目立ち、
自分に問われているような気がした。
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分岐から少し下り、腐りかけた橋を渡り林道にでた。
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もはや車は通行し難い荒れた林道を駐車場へ下った。
美しい形の弥仙山は簡単に登れる小さい山だったけど、役行者に影響された山岳信仰のいにしえの修行場の面影が残っていた。
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