稜線まで三分のニの所に水の流れが有り、これは充てに出来た。
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稜線までは三日間ともにほぼ同じペースで登ってきた。
今日はここで左(南)に折れて先ずは中西山へ向かう。
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振り向けば昨日の堂津岳だ

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中西山

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中西山を過ぎてやや籔っぽくなる

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尖った天狗鼻が見えてきた

痩せ尾根が多くなる。

天狗鼻の手前で危なっかしい岩の斜面を通過。
フィックスロープがあったが頼りない。木の枝に頼った。
天狗鼻を登る前にキレットから見えていた東山

今度も腐りかけたロープがぶら下がっている。僅か20mほどの急斜面を木の根を頼りながら登った。
そこが狭いピークの天狗鼻だった。
天狗鼻からは100m以上の急降下。根曲がり竹が踏み跡を隠している。周りが全く見えない。
覆い被さる竹を分けて慎重に右へ左へと踏み跡を探しながらの下りだった。
正直のところ撤退しようかとも思ったが、下りきると又見透しが良くなり、やる気が出た。
籔っぽい登りは背丈が低い笹だったのでまだ良い。
右に大きくカーブして笹を漕ぎ、東山山頂?
GPSで位置確認すると確かな山頂だった。すぐ横の笹の中に三角点などを確認できた。
東山山頂


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全く字が読めない
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殆ど埋まっている二等三角点
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超えてきた鋭い峰の天狗鼻が見える

高妻山と乙妻山

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シラネアオイ
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今日もいっぱいのキクザキイチゲ
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白のキクザキイチゲ
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スミレ
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この山、果たして年間何人の登山者が来るのだろうか?
「信州山岳ガイド」によれば堂津岳より東山の方が登り易い雰囲気だったが
今日の私には逆に感じた。また籔化が進行しているのかもしれない。
アップダウンも有り、登り応えのある実に立派な山だった。正に秘境から登る秘峰と言える山だ。
二度と来る機会は無いだろうが、登って良かったと思った。
そうそう、帰路の天狗鼻への上り返しで薮との格闘中にストックを失っていた事も思い出にしておこう。
満足感に浸り、奥裾花を下り昨日に続き鬼無里温泉に浸かった後、白馬村へ下る。
雲に隠れた夕日の下に鹿島槍から白馬への山並みを見た。

鹿島槍と五竜岳

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