残雪の時期にと思っていたのだったが初夏になってしまった金糞岳。
林道閉鎖も解除されていて連状口の駐車場まで車で登った。
砲台のように一段高い駐車場だった。他に車は無かったが、軽トラのおじさんがやってきた。
このおじさんは登山道の藪掃除や枝落しをしている地元の方だった。
山頂までは先週済ませたと言ってここから下の登山道へ電動ノコギリを回して下って行かれた。
連状口
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登山道入口
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あのおじさんが、はみ出た笹や枝を刈り払ってくれたお陰で歩きやすくなっている。
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東側に展望
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綺麗なブナ林
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チゴユリ
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アカモノ
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小朝頭ピークを越えて少し下り、そこからは山頂まで登り一本。潅木の中の緩やかな道を登れば山頂に着いた。
ブナやナナカマド、カエデ、ツツジが色着く頃が楽しみな自然林が一杯の道だった。
(小朝頭の標高表示が1081mと成っていたが、実際には1120m以上あった)
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金糞岳山頂は潅木が邪魔して展望は良くない
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白倉岳の尾根
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金糞岳から白倉岳に向けて少し下りかけると素晴らしい展望が待っていた。
琵琶湖が見下ろせる。見通しの良い歩き易い稜線だ。
約100mほど下り、ちょっとした岩場を登り返せばピーク到着。
でも白倉岳はもう1つ先にあった。
白倉岳山頂は眺望抜群。ただ黄砂の影響なのか遠くが霞んでいる。
殆ど終わったシャクナゲだった。辛うじて残っていた花の向こうが金糞岳。
ツツジとタニウツギもほぼ終わりの気配。
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伊吹山が霞んで見えた。写真には写らないほどだったが僅かに雪が残った能郷白山も見えていた。
駐車場には一台増えていた。
出発する時に出会った登山道整備のおじさんが丁度戻ってきて、話に花が咲く。
各地の山情報が豊富な方だったので、有り難く参考にさせてもらう事にします。
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