御飯岳(信州百名山、群馬百名山)、破風岳(信州百名山の付属12山)
北に草津白根山や志賀高原、南には四阿山があり、その中間にあるこの辺の山に登る人は少ない様だ。
ただ、峠までの道脇に車を停めて山菜採りをしている地元の方は多かった。
天気予報では朝の濃霧に注意が出ていたので麓を遅い目のスタートとした。
行き止まりの毛無峠へは舗装路から地道に変わる。だから観光目的で何気なく登ってくる車も不安になり引き返してゆく。
霧が取れた頃毛無峠に着いた。
峠からは朝の雲海の向こうに妙高や北アルプスの白馬方面の眺望が待っていた。
山名入りの大きい画像になります ↓
さあ、出発。先ずは毛無山へ。気持ちよい笹の丘を青空目掛けて登る感じだ。
毛無山山頂付近にはイワカガミと白い花が群生していた。何故かこの辺だけハイマツも見られた。
その向こうには目指す御飯岳への広い稜線が見える。
イワカガミ
|
|
毛無山から一旦下り、緩やかに登ってゆくと景色は最高になってきた。
山の展望はタップリと帰路に取っておいて、針葉樹に変わる雰囲気を味わう。
|
シラビソの匂い
|
|
二度三度とピークに騙されてたどり着いた御飯岳山頂は三等三角点。
|
山名入りの大きい画像になります↓
山頂から南方面
大きな木の株の上に乗れば見える
山頂から北方面
特徴のある笠ヶ岳、苗場山、鳥甲山が見えた。
御飯岳の復路休憩時(標高1950m)に東方面を
御飯岳の復路休憩時(標高1950m)に南方面を
|
毛無山まで戻れば峠を隔てて破風岳が美しい
破風岳山頂は断崖の上、見晴らしは抜群だ。険しい山肌には終わりかけたツツジやのシャクナゲ。
展望をしているうちに30分が経っていた。
峠に戻った時刻はまだ昼前だった。明日予定していた鼻曲山にも行けそうな時間だ。
今は草津白根山を通れないので万座スカイラインの有料道路を通り北軽井沢へ下った。
|
スカイラインの途中は青葉の白樺やレンゲツツジの盛り
先ほど登ってきた山も、こうして離れて見ると形が良く判る。
穴場とも言えそうなパノラマ展望の山だった。気を良くして午後の鼻曲山へ向った。
|
|