R152号で霧が峰と蓼科山の間を南下して白樺湖の湖岸を通る。
釜無山へ(信州百名山の付属12座)
先ずは大阿原湿原から釜無山へスタート。
湿原には入笠山側から沢山のハイカーが廻ってきて散策していた。釜無山方面へ行く人は誰一人いない、全く眼中に無いって感じだ。
先ずは、暫く舗装された林道を歩く。ここへ来て青空が多くなった気がする。綺麗に並んでだカラマツの青葉は新鮮で気分が良くなる。
ここから登山道、少し笹が被ってくるが背丈が低いので歩きやすい。但し笹が濡れていれば合羽、スパッツが必須になる。
水平道が続き、釜無山の山頂らしき僅かな高みが見えてきた。
苔むした静かな樹林を通り
釜無山山頂が近くなると、淡い葉をつけたダケカンバの林になり、雰囲気は変わる。
こんなに素晴らしい雰囲気の山だけど誰も来ない山。入笠山の人気に押されて見逃されているのかも知れない。
ただ、あまり展望が効かないのが残念な山かもしれない。
釜無山山頂は三等三角点。木陰が有るので今日の様な暑い日は凌ぎやすい。
入笠山へ(日本三百名山、信州百名山)
大阿原湿原へ戻り、入笠山へ向かう。暫くは車道を歩き、登山道に入ってから山頂は近かった。
湿原からは約30分だった。
山頂には30~40人もの人で賑わっていた。登ってくる人、下ってゆく人は絶え間ない。
流石に展望が良いので人気の山である。特にこの時期は入笠湿原の花目当ての方が多い。
山頂から 甲斐駒の存在感が大きくて北岳は背後に隠れてここからは見えない。
入笠山から牧場を見下ろす。白くみえているのはコナシ花のようだ。
今、この山一帯に咲いている。
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大阿原湿原にもコナシの白い花
入笠湿原
すずらんは終わりかけ、クリンソウは道脇にでもその辺一帯に咲いていた
入笠湿原
この時間にも寛いだ様子の皆さん。多分、小屋に宿泊予定のツァーの団体さんだろう。
好天の3日間、信州の山を存分に楽しんだ最後の山が釜無山、入笠山。天気良ければ全て良し。
この後、クネクネと長い林道を高遠へ下り、帰阪した。
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