林道はここで途切れた
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この先はこんな状態
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仮に付けられた誘導路
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林道は川に消えている
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残っていた幌後橋
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その向こうの十勝幌尻岳への林道も崩壊している。
(一昨年の夏はこの林道を通って十勝幌尻岳へ登った)
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その先ヒュッテまでは歩きやすい道で林道が残っていた
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林道から少し離れた左側にトッタベツヒュッテ
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ここからはピリカペタヌ沢沿いに札内岳へ向かう。元々ここからピリカペタヌ沢沿いに林道が有ったが、今は草ボウボウだ。
800m先で林道は沢に巻き込まれていて無くなった。
時々渡渉を繰り返すので沢靴に履き替えた。歩きにくい沢歩きになった。流木が邪魔をする。
長い沢歩きだ、イヤ短いのかも知れないが、殆ど標高は上がらない。まだ500mソコソコだ。
河原の日差しも暑くなって来た。障害物が多くてルート取りが面倒だ、時間が掛かる。
この山に登山道があるわけではなく、テープやペンキマーク、ケルンなど全くない。矢張り日高はワイルドだ。
愈々このピリカペタヌ沢を登ってゆく
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ピリカペタヌ沢林道の長さは3810mと書いてあったが800先で川に流されていた。
この林道跡は両側から大きな雑木が被っている
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その先はこんな感じ
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林道800mの先で沢靴に履き替えて渡渉を繰り返す |
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ワイルド |
滝が出てくる所まで登れば何がしかの目印はあるのかも。今日のうちに札内岳山頂へ着けるか心配になる。
ダメなら800mの二股辺りで幕営しても2日目の予定は挽回出来る。そんなことを考えながら進んだ。
4時間半が経ち標高700mまで来た。山頂までの標高差はまだ1200mも有るが・・・・・・。
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足元を見ると沢靴が剥がれているではないか。これはマズイ!!!
これ以上無理だろう、先へ進んでも無駄だ。
この先の事を色々と考えていた時だったので決断は速い。下山のみだ。
来た沢をまた歩くのは嫌だったけど仕方無い。慌てずに下ろう。
流木に騙されて腕と脹脛に打撲傷も有ったが大事には至らず良かった。
ここで動けなくなっても誰も居ない所だ。フエルトも剥がれかけている。 |
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荒れ荒れの沢歩きは流木が多い
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剥がれてきた靴。
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撤退します
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ヒュッテに立ち寄ってみる
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中にはストーブ、小さいけどまだまだ使えるヒュッテはありがたい
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ネットで見ただけだが昨年も今年も入山記録は1件程度だ。林道崩壊後は殆ど登山者の対象から外れてしまった山なのかもしれない。
来年再び挑戦できる気力体力が残っているか自信がもてない年齢になってきたが、林道がエサオマントッタベツ沢までの11kmが復活すれば再挑戦出来易くなるが・・・・・・・。
2年後の2020年 エサオマントッタベツ岳へ
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