小八郎山から見る烏帽子ヶ岳
 2018年09月06日  長野県松川町鳩打峠登山口から烏帽子ヶ岳、池ノ平山へピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  鳩打峠登山口6:18~6:58小八郎岳7:03~小憩8分~8:16烏帽子7合目分岐8:26~9:27烏帽子ヶ岳9:45
 ~水場探し33分~10:54池ノ平山11:24~11:54烏帽子ヶ岳12:06~12:55烏帽子7合目分岐13:03~鳩打峠登山口14:33
 
 計 14.2km 8時間15分(休憩90分含)   全行程の上り累積標高 約1570m
山    名  池ノ平山(2327m)、烏帽子ヶ岳(2194.8m)、小八郎岳(1475m)
天    候  晴時々曇


飯田から駒ヶ根の方に向かって北進するときに良く見える鋭い山頂の烏帽子ヶ岳。
その先は中央アルプス南部の縦走路に辿り着くが未だ登った事がない。南越百山から安平路山までの路も未踏なのだ。
これをやる為には烏帽子ヶ岳から先の様子も見ておきたい。
縦走となれば近くに水場の無い稜線では谷を下りて水場探しも重要だ。ちょっと探っておくことにした。
良い情報としては2017年夏から地元の方達が奥念丈岳までの登山道整備をされていて、2018年には越百山までとか。
安平路までの縦走もやり易くなる重要な情報だ。



よく使わせてもらっている道の駅「花の里いいじま」で車中泊して県道15号を少し南へ行く。烏帽子ヶ岳への道標を西へ4.5kmで登山口へ着いた。
簡易トイレもある20台ほどの駐車場があった。



駐車場から30mで登山ポストがある。
 
小八郎岳までは直ぐだった。山頂は広場になっていて展望が良い

烏帽子ヶ岳の山頂が見える絶好の展望台。雲の中に微かに南アルプスの姿も見えていた。



小八郎岳をトラバースする道に合流し高度を上げて行くとカラマツの林

 
左側に深い谷を刻む薙をみる様になると、烏帽子ヶ岳の山頂も近くに見えてくる。

飯島ルートとの分岐の7合目着。ここの標高は約1850m
残りは350mだ。



大きな岩の左を巻いて上った。
これが烏帽子岩だとは後で知った。
正面から岩の上に上れる事も後で分かったので、下山時に登ってみよう。

 
烏帽子ヶ岳の山頂が近付き、ロープ場も
 

今は誰も居ない、青空の山頂は気持ちいい


空木岳までの山が手に取るように近くに見える。


南アルプスの3000m峰がズラリと並んでいる。東には少し雲が多かったけどマズマズだ。


この先の池ノ平山へ向かう、途中水場が有ると言う地点で谷を下ってみた。
笹の中、急斜面を適当に下って行く。テープが巻かれている木が幾分目印となる。
笹に摑まっていないと滑り落ちそうだ。標高で80mほど降りて、微かに水の流れの音やある程度の雰囲気は判った。でもまだ半分しか下っていない。
これを登り返すのは辛そうだった。今日、水が不足している訳でもないのでこれ以上下るのは止めて登り返す事にした。
急な上に笹は滑りやすい。軽アイゼンでも有れば有効だと思った。
道が有る訳ではないので、後でルートのログを見ると下りと上りでは結構ズレていた。


池ノ平山山頂標


広い池ノ平山の山頂部、テントスペースもあった。


北方向には仙涯嶺から南駒、赤薙、空木へと続く峰。烏帽子から見た角度とは少し違って見える


白根三山



本当はこの先の念丈岳まで行ってみる予定だったけど、水場探しに下ったことで疲れてしまった。
二人連れのトレランさんがやってきたので暫く喋って休憩タイム。
この先の登山道は少しだけ様子を見るだけにして引き返すことにしよう。
結果、念丈岳まではハッキリした歩き易い道との判断とした。


あとは下るだけだ。展望を楽しみます。
烏帽子ヶ岳へ戻ると二組の方4人が休んでおられた。
雑談をしながらの展望は楽しい。南では塩見が一番好きだと言った女性。そこは私も同じだった。


下りに登ってみようと思った烏帽子岩
 
親子ずれの組が烏帽子岩へ登る

登ってくるとき登山道に散乱した枝などが随分邪魔になっていた。先日の台風によるものだ。
片っ端から片付けながら下山し、気分もスッキリした。


下山後の温泉は何度か利用したことがある「清流苑」



清流苑の駐車場から烏帽子ヶ岳が見えた


温泉の受付に山頂で撮った写真を提示して缶バッチを頂きました。


後で判った情報として、水は念丈岳と奥念丈岳の鞍部から小田切川の上流へ下った所でも取れるようで、こちらの方が利用価値がありそうな気がした。


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