

富士五湖の1つ、西湖の西の端、青木が原の北に根場(ねんば)という観光集落がある。
ここはかつて土石流災害に遭った旧根場地区を移転し藁葺屋根の民家を復元し観光地化した所だ。
だからとても広い駐車場がある。

駐車場から藁葺民家の横を通り、鍵掛峠への登山道に入る。

 |
|
 |
道は本沢川に沿って登り、標高が1250mで尾根に乗る。
鍵掛峠までは標高差で約600m、1時間半の道のりだった。
|
 |
|
|
鍵掛峠は東に鬼ヶ岳、西に王岳へ繋がる。峠からの展望は素晴らしい。
眼下に西湖、その向こうに富士山は絶景だ。惜しむらくは富士山に雪が残っていないことだろうか。

小さいアップダウンを過ぎて山頂到着。
|
王岳方面、でもこれは鍵掛というピーク

|
|
峠附近から小ぶりなシモツケソウが目立つようになった

|
鍵掛のピークまで来れば少し視野が広がった。富士山には雲が湧いてきた。

王岳が見えてきたが雲が切れない

王岳山頂。狭い山頂で木陰に乏しかったが素晴らしい眺望に40分の滞在。

下山道の笹が被る道は夜露が残っていてズボンが濡れてしまったが
距離が近いので70分ほどで広い駐車場に帰着。
まだ11時前だったが、余りの暑さで今日はここまでとし、明日登ることにした山の近くにある温泉へ向かう。
そこは以前から入ってみたかった「ほったらかし温泉」。温泉好きには有名な温泉なのだ。
笛吹川フルーツ公園の丘にある温泉の駐車場は兎に角広く、90%は他県ナンバーが駐車していた。
真昼でもここの温泉は大きな賑わいだ。

あっちの湯、こっちの湯と二箇所の露天風呂があり、富士山や御坂の山並みを早朝日の出前から眺めながら浸かれるのが評判と成っている。

|
|