今週は山梨の南部、静岡県境の山へ。
「道の駅とみざわ」で車中泊して登山口へ向かう。
舗装路とは言え、割れたコンクリートが多い悪路でたどり着いた登山口の駐車場は草叢の小さめの広場だ。
まだ暗い5時過ぎだったが車が一台あった。中から出て来た方は送電線の検査の方で今から出掛けるところだとか。
拡大します
登山道は広場の奥にあり、揺れる古い木橋を二つ渡り、沢沿いに登る。樽峠までの標高差は240m。
斜面は急だけど道はジグザグに付けてあるので辛くはない。30分で峠に到着した。ここから右に行けば高ドッキョウへ、左に行けば貫ヶ岳の分岐点となっている。
登山口
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樽峠
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先ずは高ドッキョウへ向かった。早朝は涼しくて汗もかかないし気持ちが良い。
小さなアップダウンを繰り返しては徐々に高度を上げる尾根道が続いた。
標高が950mの所で南側の展望所。下を向くと深い谷、遠くには清水の街並みが見えていた。
ひと息つける場所だったが谷へ落ちない様にロープが張ってあった。
高ドッキョウの山頂はそこから30分と少しだった。
山頂は富士山側が開けた直径10mほどの小さい広場。
晴れ渡る空だけと、この時間は逆光なので富士山は影富士の様な雰囲気に見えていた。
樽峠に戻り、貫ヶ岳に向かう。10分も歩かない内に階段が現れた。
急な上り坂の階段は小さいが400段以上有った。 |
静かな杉林が多い
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階段の始まり
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少し平坦になり、ブナの木も現れる。
登り切った所から右手の小高いところが平治の段。見晴らしの展望台だった。雲が掛かってきた富士山の姿が見えていた。
近づけてみる
ここから貫ヶ岳の山頂まで標高差はないが細かなアップダウンが多く続いた。途中には十国展望台、晴海展望台と富士山側の展望所があったので退屈しない。
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十国展望台「
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晴海展望台では富士山に雲が掛かってきた
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ただ西側の高ドッキョウが見える所は只一箇所、晴海台から少し進んだ此処だけだった。
静かな貫ヶ岳山頂。
貫ヶ岳山頂からの見晴らしが無かったのは物足らなかった。
低山歩きだったけど、足せば標高差もソコソコあるハイキングコース。
この山の時期は早春、雪がたっぷり付いた富士山の展望が良いかも知れない。
今日は誰にも会わなかったけど、下山後に足に吸い付いたヤマビルに遭ってしまった。
この山域にヤマビルがいる事は知っていたけど、今日はウッカリ忘れてしまっていたのだった。
なかなか休みが取れず、とんぼ返りの登山になった。
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