令和の初登りは何処にしようか、でも山へ行ける日は当分ない、が今日だけ空いていた。その為に前日から天気予報とにらめっこしていた。
稲村ヶ岳に登ろうかと考えていたが天川村の予報は曇りだったので却下。
考えた挙句は辛うじて10時頃まで晴れマークが付いていた東吉野村の薊岳に決めた。
天気予報を信じて早朝の出発、朝5時前に家を出た。
登山口には駐車場がないので1.2㎞先の材木集積場の広場に駐車して登山口のある笹野神社へ向かう。
登山口の笹野神社は大又バス停の前だ。登山届を投函し先ずは神社へお参りした。
登山道は神社の入口を右に向かって進む。しばらくは林道を歩くが道標に従って山道に入る。
鬱蒼とした杉の植林の中を登ってゆく。ガスが取り巻いていて視界は悪い。
山頂までの標高差は約1000m、そのうち大鏡池までの植林帯が7割以上だ。
大鏡池まで来たがガスは切れないので池も見えなかった。しばらく休憩し、エネルギー補給をして楽になった尾根を進む。
枯れているようだけど、まだ勢いを感じる大きな古木に目を取られた。
小さなアップダウンの痩せ尾根は薄く雪が付いていてスリップが怖い所だが慎重に、より慎重に歩を進めた。
ソロソロ山頂が見える筈、でもガスは取れないどころか視界は益々悪くなっていた。
山頂直下の急坂も慎重に登り、後続のソロ女性も到着。その方に山頂写真を撮ってもらった。樹氷が綺麗だったけど青空が欲しい。
全く晴れる気配がないので明神平方面への周回をあきらめて、最短コースで下山をしたい。どこを下ろうか?
そこへやってきたソロ男性の話では最短ルートで登ってきたらしい。ならばと、そのルートで下ることにした。
林道への下山地点が橋だと聞いていたので、その尾根を目指した。
P1334は地図にあるが、それより手前の小さいピークを下ることになる。
雪道に足跡があったのでそこを下った。しばらくは急な坂。
雪が無くなると足跡が無くなったが、テープがあるので判りやすし、踏み跡もあった。
稜線から1時間余りで林道に下山できて大正解だった。
そこから約3㎞歩いて駐車地点に戻った。
笹野神社、薊岳登山口
|
|
ガスに包まれていた大鏡池付近
|
力を感じた古木
|
薊岳山頂
|
|
樹氷
|
青空が欲しい樹氷
歩いたルート
|
下山ルートにはテープあり
|
|
林道の橋の袂に下山
|
七滝八壺
|
|
駐車地点
|
|