急登のあとは谷合を登ったりするが雪は深くなる。
既に50cmは超えているので時々ズボーっと嵌ったりした。
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「栃谷登山口から2km」の道標
ここまで来れば見透しが効くようになる。
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前金剛が見えるような、見えないような程度
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片折岳が近づいている。広い尾根だ。
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片折岳ではその先の鞍部を隔て前金剛が見えてくる。既に積雪は1mは十分有りそうだ。ここで一休みしてワカンに履き替えた。
その時、後ろから5~6人のパーティが追い抜いて行った。山が賑やかになった。
P1451の西側を巻き終えた所で視界が大きく広がる。暫し撮影タイムだ。
白山方面
真っ白い頂の立山や、劔、毛勝三山が白木峰の向こうに見えてきた。
一歩一歩高度を上げる
近いと思っていたが、まだだ。前金剛は見えているピークの向こうにある様だ。
痩せ尾根を越えた先に前金剛。
振り返ってみる
もう少しだ
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前金剛は広い雪原の先にあるが、そこまでは待ちきれないほど素晴らしい展望が広がっている。
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白山方面 手前右は三ヶ辻山と思える
前金剛山頂
多分、積雪は1.5m以上あるのだろう。
(2014年5月3日の前金剛の山頂はこんな感じだった)
最高点の中金剛へ早く行ってみたい。
鞍部へ駆け下り、真っ白い山頂へ向かう。
ここを歩くのは最高の気分だ。
重なる山の向こうの雲海に浮かぶ御嶽
左の大きな山容の薬師岳から黒部五郎を経て槍ヶ岳。北穂は笠ヶ岳の後ろに隠れている様だけど奥穂高は見えている。
左の黒っぽい岩肌の山は劔岳、白い立山連山と大きな薬師岳の雄大さが目を引く。
北アルプスは全部、乗鞍、御嶽、中央アルプス、白山、その北には笈ヶ岳から大笠山、
近場には白木峰、人形山、三ヶ辻山などの飛騨高地の山。 360度の大展望だった。
例年の積雪ではこの時期到底登れないと思っていた金剛堂山も今年は登る事ができた。日本二百名山に相応しい素晴らしい山を再び実感した。
秘湯 天竺温泉の里
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