コロナ禍の中ではあるがマイカーで弁当持ちのソロ山行なので殆ど人との交わりは無い。
でも府県を跨ぐことは自粛する様にとの要請があるため最近は近場の低山、特に二上山などをうろついているだけなので少し目先を変えてみた。
先週は(5月22日)普段あまり歩くことが無い和泉の山、雲山峰、俎石山へ出かけたが、今週は和泉葛城山方面へ。
先週歩いたところも少し書き留めておこう。
【 5月22日 】
起点を鳥取池として雲山峰から大福山、俎石山を周回して鳥取池へ戻った。
雲山峰山頂は広場になっていて寛げるベンチで休んだ。その後モチツツジ咲く緩やかな道を井関峠へ下り、東屋でランチ。
大福山、俎石山は展望良く和歌山の市街や関空、紀伊水道、淡路島が近くに見える絶好の展望台だった。
出会った人はただ一人、短いコースだったが気持ちよく歩ける良いコース、静かな歩きが出来た。
【 5月28日 】
今日28日は天気が良い。心積もりにしていた和泉葛城山辺りを歩く。
昨晩検討した結果、自転車利用での縦走とした。
先ずは終着点とする和泉葛城山に自転車をデポするのだが結構な時間がかかった。
起点とする泉南市の「青少年の森」のある昭和池の駐車場へ着いたのは9時を回っていたので遅いスタート。
駐車場の先は車除けのゲートがあるので、そこから歩くことになる。
稜線までは車道を歩き、その終点から山道に入った。
案内地図によれば殿尾山からの展望は良いとなっていたが少し手前にもっと良い展望台があった。
ここは関空が良く見えていたが飛行機の発着はコロナの影響だろうか殆ど無いように感じた。
ササ峠で一休みして鎌尾根へ進む。
少し進み、この先のピーク城ヶ峰が見えたが、山頂まではそこそこありそうだ。
鎌尾根は花崗岩なのだろうか真砂土が多く赤松が多かった。
要は松茸が穫れる山だろう、「9月から11月は入山禁止」の札が掛かっていた。
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城ヶ峰山頂は展望もないので通過した。
ここまで今日の行程の約4割、この先は一旦犬鳴山温泉まで下るのだがダラダラと意外にも長い。
犬鳴山温泉のホテルは開店しているのかどうか判らないほど人は少ない。子供たちの川遊びで賑わう声がするだけだ。
自販機で喉を潤わせたのち、葛城山へ通じる七宝瀧寺へ向かう沢沿いの石段を登って行った。
この階段では十人以上の参拝者に出会った。
お寺を過ぎれば全く人はいなくなり階段を上って舗装路に出た。トンネルをくぐり進めば近畿自然歩道の道標に従い山道に入る。
長い階段を上り、二回ほど林道を横切って葛城山への舗装路に交わる。展望台を横に見て五本松パーキングに着いた。
此処までくれば終着点の山頂までは4km足らずなので1時間の範囲だろう。
今年はブナの新緑を見る機会が少なかったが山頂では立派なブナに会う事が出来て気分が良かった。
山頂神社に到着。結局三角点は何処にあるのかよく判らなかった。
山頂展望台から 電波塔の向こうに大峰の山が見えた。塔の直ぐ右手が八経ヶ岳だろう。
紀ノ川沿いの粉河の街
光る海には関空と奥には淡路島。霞んでいたが、この時期だから仕方がないだろう。
この後、デポしていた自転車で出発地点まで戻った。下りを自転車にしたお陰で膝の負担も少なく、後に尾を引くことが無くて良かった。
天気も良く充実の一日だった。
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