9/4.9/5と2日間は天気が悪く楽古岳はお預けにしていた。幕別町、大樹町辺りの道の駅を中心にブチ観光で時間を過ごした。
自分としては骨休みには丁度良い時間だった。
前日の9/5日は取り敢えず登山口迄移動。
悪路を交えて楽古山荘へ。
既にガイド付きの5名の女性が山荘の一階に陣取っていて、自分達は広い二階へ。
その方たちは泊まるだけで明日はアポイ岳へ行くとの事。
2日も待った甲斐あり、深夜から星空と明るい月が見えていた。期待は膨らんでいる。 朝は明るくなった5時に出発。
小屋を出て先ずは渡渉からスタート。
大きい厚手のナイロン袋に登山靴ごと脚を突っ込んで渡った。靴を脱ぐ必要がないし小さく畳めて便利。
試してみたかったのもあった。破れる事もない、滑らない様に用心は必要だが今後利用できそうだ。
本来のの登山口迄は沢沿いの道を進む。その後5回程の渡渉があったけど殆ど石を飛んで渡る。
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本来の登山口(標高500m)からはいよいよ急登だ。
多少笹が被ってくるが道はしっかり付いている。此処から標高差1000m弱の急登は結構厳しそうだ、急がず地道に登るしか無い。
標高800mを超えた付近に平坦地。
此処で一息入れ、露に濡れていたレインパンツを脱ぎ、枝に干してデポした。
そして再びダケカンバに下笹の道をひたすら登る。
1150mで辺りが開けて山頂が見えた。青空が気分良し。
急登は容赦無く続いたが1340mでスッキリした山頂を見て感激。美しい三角錐だ。
ようやく緩斜面となった道はハイマツにかわる。
大展望の楽古岳山頂だ。2日間待って大正解、風も弱く青空だ。
余り広くない山頂、山名表示板か意外に大きい。裏面は写真パネルの様な物で出来ていた。
日高では日帰りで登ることができる山は多くない。この山が人気なのはそれだけではない、登山道があるのも一つの要因かも知れない。
南部の山で登山道が有るのはペテガリ、神威、楽古、もちろんアポイは有るがそれ以外の山は殆ど登山道がなく、残雪期の登山か沢からヤブを辿るのがが中心となる。
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十勝岳(日高)
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山頂表示板 後ろは雲海の十勝平野
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果てしなく北に広がる日高山脈をバックに
今日は一番乗りだったが、後続の登山者はソロを中心に6人も。平日にしては多いが好天になったからだろう。
下山後の温泉は静内温泉へ、半額クーポンを利用した。
そして北へ170㎞移動、奈井江の道の駅で車中泊とした。ここは日本で一番長い29kmもある直線道路の丁度中間地点。
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