長らく鈴鹿の山はご無沙汰だったので随分久しぶりとなる。然も入っていない空白地帯が滋賀県側にある。
永源寺ダム付近の山を目指してみようと思った。コースタイムがハッキリしないルートではあるが縦走してみたい。
佐目子谷の登山口からカクレグラ、ダイジョウを経由してクラシから銚子ヶ岳登山口へ下るコースだ。
前の日から出るつもりでいたが、当日でも朝早く出掛けるなら何とかなるかもと、早朝大阪を出発。
下山口となる銚子ヶ岳登山口へ車をデポして自転車で永源寺ダムの佐目子谷へ繋いだ。
6時にはスタートしたいところだったが、なんやかやで7時40分に登山口。
数台の駐車スペースが有るがその脇に自転車をデポした。登山届のポストが有ったが筆記用具がない。
自分も持ち合わせていなかったので提出せずに出発。距離のある判り難いルートなのでマズイとは思ったが何時も以上に気をつけることにした。
初っ端からよく分からない道。山と高原地図には尾根を真っ直ぐに登る波線が有るがそんな道は無い。
少し方向が違う様だったけど林道の様な所を登る。どう考えても尾根には近づいて行かない。
適当な所で藪を抜けて尾根付近に修正すると踏み跡が見つかった。鉄塔への巡視路のようだ。
方向さえ有っていれば良いので、この道を利用した。
P740の手前で巡視路は無くなったけど尾根にはテープもあり踏み跡が続いていた。登りが続いていたのでカクレグラで暫く休んだ。
少し手前にはイワカガミの様な葉の群生地が有った、花の時期はピンクに染まるのだろう。
休んだあとは一旦下りに向かうのだが、ウッカリ方向を間違えてしまった。テープもしっかり有ったので何気なく歩いたのが間違いのもと。
未だに学習できていない、又かと言う思いだ。100mも登り返す気持ちは結構重いし、ルートミスによる30分のロスは大きい。
それにカクレグラまでの想定時間も距離も甘かった。既に今回の縦走はルート半分抜けるまで想定時刻から2時間以上遅れている。
陽が短いこの季節なのにまだまだ道のりは長い、撤退の文字が頭にウロウロしだした。でも一応行ける所までタイムリミットを決めて進んだ。
全く標高は上がらず小さいアップダウンを、繰り返すばかり、紛らわしい所も多かった。P962でまた稜線を外してしまった。
膝の具合も悪くなったのでタイジョウの手前でやる気がプッツンしてしまった。ハイ此処まで、今回の縦走失敗の巻だ。暫く休んだ後は下りへ。
地図確認を怠ると間違い易いアップダウンが多いルートだった。最後の下りもまた藪を抜ける事になった。
折角車をデポしたのに無駄になった。そしてまた朝の道を自転車で戻るという始末だ。
安易な計画とウッカリミスで失敗に終わった今回の縦走となったが、工夫してリベンジをしてみたい。
登山口付近
こんな山中に石垣がある
鉄塔
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気持ちよく歩ける所もあった
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イワカガミか?
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雨乞岳か?
銚子ヶ口方面
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