林道に掛かる橋を渡れば右側が登山口
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登山口
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中山との分岐
今日も多分一番乗りだと思う。ここまでは中山へ登る人も使う道だけど、ここからクズバ山へはどうなんだろう。
一応それなりに覚悟はしているものの不安もあった。
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ところがクズバ山への登山道も迷いようの無いしっかりした道だ。でも情報通りの急坂になり脚が重くなる。
空は快晴だ、この先はドンドン辛く成りそうなのでザックを軽くしたい。
1200を超えたところに約1kg分を出してレジ袋に入れてデポしたら軽く感じた。
道は急坂を真っ直ぐに登る。ロープのある所はしっかり利用する。1450m付近で見た大杉はきつい急坂での癒しになった
休憩を挟みながら1620mで厳しい登りは一息つけた。
1700mを超え暫くするとキーキーと声がする。一匹の猿だった、木の上でこちらを見ている、写真を撮らせてもらった。
山頂へ着いたあと後続の登山者は20匹ほどの猿の群団に睨まれたそうで、ボス猿と思えるその存在が恐かったと言っていた。
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広めの山頂
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山頂直下の急坂を登り切り、広い山頂に8時の到着。遮る物のない360度の展望だ。
残雪を混じえた奥大日岳、大日岳が真前に陽射しを受けて綺麗だ。鋭い剱岳はまだ逆光で陰の中。
時間には余裕が有るのでタップリ展望できそうだ、待つことにしよう。
そうだ奥大日岳の左奥に見えるのは立山か、間違いは無い様だ。剱岳の左を追ってみる。
北方稜線を辿るが、池ノ平山はから白ハゲ、赤谷山、離れて猫又山と釜谷山まで手にとるように近くに見えている。
このクズバ山を中心に半円の中に名山が取り巻いているようだ。今まで目にしたことのない角度からの展望に飽きない時間だ。
剱岳の早月尾根の様子も手に取る様に間近に見えている。
後続の若者達との話も楽しい。若者達は先に下って行ったけど自分は80分も山頂で楽しんでいた。
近い奥大日岳と大日岳(右)
ここから尾根を辿れば奥大日岳に通じるが道は無い。
立山三山をアップしてみた
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下りは慎重に一歩一歩だ、休憩も入れながら無事に下山。
しっかりと脳裏に焼き付けておきたいこの展望
人が余り登らない山だと思っていたけど、地元の方はこの山の事を良く知っている様で、約20人程に出会ったのは意外だった。
もう一つ、この馬場島の手前から取り付く細蔵山が以前から気になっていて、その機会を狙っている。
此処も剱岳の展望台らしい。やぶ山なので以前は残雪期限定だったが最近は無雪期でも踏み跡が出来ているらしい。
膝が悪化して、今は戦意喪失状態となってしまったが未だ諦めた訳ではない。 |