気持ち良い朝だ。広い道をゆっくり登って行く。
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道端に一杯咲いていたシラタマノキ
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途中のベンチで一休み。
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馬の背でMさんに撮ってもらった
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馬の背に着いた。ヘルを被った青年Mさん(仮)がいた。少し話し掛けたところ火口壁の近くまで行って来たとか。
でも剣ヶ峰に登りたかったけどその険しい岩壁を目の当たりにして不安になった様だ。
良かったら一緒に行きますか?と話したら同意した雰囲気。では行きましょう。
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イワギキョウ
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ヤマハハコ
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剣ヶ峰の裾を巻いて1峰側から登る積もりが踏み跡に誘導されていきなり4峰へ向かっている。
鎖やロープを助けに登った先は矢張り最高点の4峰だった。3峰と思えるその向こうのピークへは垂直の壁を下降か、
そんな事出来ないしルートも分からなかったので来たルートを戻った。 |
4峰へ、落石の危険もあるのでしっかり間隔を取って登る
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最高点の4峰着
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突き上げた岩が特徴の1峰と、その間には2峰、3峰
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4峰を降る
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無駄になった様だけど向こう(右端)へ回って1峰から登り直す。
1峰へ向かう前に山頂標があった。
剣ヶ峰は危険だからここを仮の山頂としたのだろう。
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先ずは1峰へ登った。
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2峰へは怪しい急降りにはロープなど。
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2峰へ到着して写真撮っている時、先程登っていた4峰に人がいるのが見えた。
声が届く位の距離なので4峰から3峰へ行けるのか訪ねてみるとトラバース出来るルートがあるらしい。
その方は直ぐそのルートに沿って3峰へ登って来た。
成る程それには気が付かなかつた。北斜面の岩場には1〜4峰への順に巻きルートが有るのを確認して納得である。
3峰は省略して山頂標迄戻り小休止。Mさんも満足した様子だ。
そこへ先程4峰に居た方も来られたので立ち話だ。その人は地元の方で、ここへは二十数回目だとおっしゃっていた詳しい方だった。
剣ヶ峰の次は砂原岳へAさんを誘った。
火口を右に広い荒野を歩く。
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砂原岳は遮るものの無い細い稜線。強風で怖い感じだ。
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砂原岳山頂
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山頂の先の端A点まで行ってみた。
間違え掛けたがついでにB点へも立ち寄り食事休暇。
B点のMさん
これで駒ヶ岳はほぼ周回完了。 かみしめながら剣ヶ峰の裾を戻った。
下り途中では膝の具合も悪くなってきたので元気なMさんには先に行って貰い、私はゆっくり歩きだ。満足感に浸りながら下山した。
Mさんお付き合いありがとうございました。
一昨日と同じ麓の温泉「ちゃっぷ森館」で汗を流した。
森町の道の駅「YOU.遊.もり」では札幌からやってきた方と意気投合し話しが弾んだ。
勿論しっかりコロナ対策、距離を取っての屋外での事、此処で車中泊した。
森町の道の駅「YOU.遊.もり」からみた駒ヶ岳は左の砂原岳の方が尖って見えた。
見る角度により色んな姿を見せてくれた渡島駒ヶ岳。その秀麗さは日本二百名山の中でも指折りの名山だと思った。
明日は帰阪の日、千歳空港まで移動するだけだ、遠征最後の駒ヶ岳が特に良かっただけに、しっかり気分良く睡眠がとれた様だ
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