金城山
2021年10月24日  新潟県南魚沼市長崎・登山口から観音山コースで金城山(きんじょうさん)へピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程   観音山コース登山口6:05~二合目6:17~7:05四合目7:10~六合目7:42~8:17滝入コース分岐8:30~
 ~兎平8:50~9:20金城山頂標9:25~9:42避難小屋と最高点9:49~10:00金城山頂標10:40~兎平11:03~
 ~11:32滝入コース分岐11:42~六合目12:20~二合目13:37~登山口13:50
     計 11.3km   8時間45分(休憩 約1時間15分含)   全行程の上り累積標高
 
約1200m
山    名  金城山(1369m)
天    候  曇りのち晴れ


以前から気に成っていた紅葉の金城山は今年の目標としていた山の一つ。
巻機山の前衛峰のような位置にあり標高は高くない。しかし、ゆったりした巻機山とは対照的に厳しい登りとの情報がいっぱいある。
10月下旬がその岩場の紅葉の最盛期。険しそうな岩場が有るようだけどどうなんだろう。
チョット心配なので一応対応できる装備を持参した。




観音山コース



登山口 この50m左に駐車場がある
 
階段状の道を少し登ったら展望の良いところに東屋

此処は2合目 何故かお地蔵さんがいっぱい
 
3合目の松 楽々な道が続く
 

4合目から振り返れば南魚沼の市街地
 
時々山頂が見える
 
 
6合目を過ぎた所から北を見れば魚沼の街の右に八海山のような姿。
平野部は晴れ間でも、山には雲が掛かっていて良く見えない

この山の上空にもずっと雲。一時小雨もあった。
 
7合目を過ぎ、登るにつれて斜面が険しくなる。
急な滑りやすい所にはロープがあって助かった。

ブナ林

 

滝入コース分岐の手前は特に急坂。
その後も急坂は続き、標高が上がり兎平付近から紅葉の色が濃くなってきた。


  
 
 
崩壊地の横はすこし色づいたブナ林
 

最後に鎖を頼りに登れば山頂。


山頂からその先を見れば岩場が続いている。人が行く姿も見える。


向こうの林の中に避難小屋や最高点が有る筈だけど見えない。
兎に角行ってみよう。



怖そうな岩場だったけど慎重に巻き道を行き、振り返ると紅葉の金城山の姿。
これが見たくてやって来た。矢張り岩場と紅葉の絶景だ。
向こうの岩の上の山頂に立っている人が見える。登りはほぼ岩場は無かったけど此処まで来て振り返れば岩壁の怖い山頂だったのだ。



望遠で山頂ショット


今度は引いてみる 矢張りゼッケイ!


また近づけてみる


避難小屋は10段のカンヌキを外した中にガラス窓の扉がある仕組みと成っていた。
手間がかかりそうなので中は見なかった。雪国ならではの工夫だろう。

その100m先に最高点と思われる所まで行ってみたが、何の標識もなかった。



岩の山頂へ戻りコーヒータイムとし、空が青くなるのを待つ。

願わくば、岩場の紅葉にもう少し光が欲しかった。
40分間待ってみたけどそんな気配はなく下山へ。

  

下山中、少しは光も多くなったような気配でブナの葉っぱも鮮やか

 
山肌にも少し光が射して


登山口に近い温泉「金城の里」に入ったあとは金城山に青空が出ていた。
右後ろは巻機山の割引岳ピラミッドの様に見える



すこし右に目を向けると谷川の朝日岳も見えたので、気分よく帰宅に向けて車を走らせた。


観音山コースは最初は緩やか、次第に急斜面に成る登山道だったが、それなりにロープや鎖が設置されていて
普通に登れる山だったので岩場の装備などは不要だった。山頂から岩場を通る避難小屋までもシッカリ三点支持を守れば問題なく歩ける巻き道あり。
ただ距離が近い割に、登りの累積標高差が1200mあるので結構厳しかった。
金城山は山名どおり、正に金の字の形をした鋭い山だった。


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