振り返れば木の間越しにバリゴヤがチラホラ見える。
約1時間で標高1160m。休憩がてら前爪アイゼンに付け替えた
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雪は少しずつ深くなり雪山らしくなった
この付近では行者還岳が見える
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昨日の踏み跡が一本あった。
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標高は1450m。周囲は開けてきて山頂付近が見えてきた
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平坦地だ(1470m)、ここは最高の展望台。正面にバリゴヤの頭だ、稲村が岳にはガスが掛かっていた。
少し右を向けば大普賢と奥駈道の山々
山頂は近い。
チョットだけ展望を楽しんだあとは山頂へ。まずは手前のピークへ。
昨日の踏み跡はそのピークへの斜面で引き返していた
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どんどん深くなった雪と急斜面に時間を費やす。
間の向こうに小さく大普賢岳
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一つピークを越えて一旦下った所で、青空に映える樹氷
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これから急坂を登って鉄山山頂。最初はフィックスロ-プがあるので登り易かった。
その先は急こう配だ。登りさえすれば危ない下りは持参したロープで。
あれっ、ここで失敗に気が付いた。
そうだロープはデポしたザックの中、引き返すのは面倒だった。
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ロープがない急坂。掘り返してフィックスロープを見つけた。
これで何とか下りに使えるな。
そして最後の急坂へ。そこにはフィックスロープが有るのだろうか?
雪が深くて判らない。
全く手掛かりも足場も、深い雪で全く見えない急斜面だ。
無理やり登れても下りではロープが無ければ危険だ。
残り40mもないが、残念だけどここで撤退だ。
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諦めは早い、楽しんで下ります
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雪山の景色を存分に楽しみます。
一瞬だけ見えた弥山山頂付近
2022年の初登りは雪タップリ、展望もばっちり。山頂には届かなかったけど十分満足できる一日となった。
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