山頂間近 標高1470mは唯一の平坦地で好展望地
2022年01月03日  奈良県天川村・R309大川口登山口から鉄山へピストン(寸前で敗退)
 メ ン バ ー  Sinoさん、ゴンゴンさん、DOPPO
行    程  大川口登山口7:45~8:45アイゼン付替休憩9:05~1470m展望地(10:12~10:22)~手前のピーク10:46~
 ~撤退地点10:56~1470m展望地(11:28~11:53)~12:40アイゼン付替休憩12:50~大川口登山口13:25
     計 5時間40分(休憩ほか 約1時間05分含)   全行程の上り累積標高差 約750m
山    名  鉄山(1563m) 1529mで撤退
天    候  晴


さて初登りは大峰へ、ではどの山へ?
検討した結果は距離の短い鉄山とした。同行の二人は鉄山は初めてとの事。
雪の状態のよっては撤退もあるが一応ロープも持参した。


今日はしのさんの車一台で天川村へ入る。路面の雪は融けていてR309は川迫川に沿って進む。
奥にはダムもあるし一応除雪してあった。
ダムを超えると路面は怪しくなった。ちょっとしたアクシデントもあったけど多少滑りながら大川口のゲート手前へ到着。






この橋の向こうが冬季通行止めゲート。
橋を渡り右に5m程で鉄山の登山口(標高約810m)、数段の木のハシゴを登れば登山道だ。
取り敢えずはチェーンアイゼンで歩ける。
この山に限ってはスノーシューやワカンは使用し難いので持たなかった。



流石に大峰山系では屈指の急登


振り返れば木の間越しにバリゴヤがチラホラ見える。
約1時間で標高1160m。休憩がてら前爪アイゼンに付け替えた

 
雪は少しずつ深くなり雪山らしくなった
この付近では行者還岳が見える
 
昨日の踏み跡が一本あった。
 
標高は1450m。周囲は開けてきて山頂付近が見えてきた
 

平坦地だ(1470m)、ここは最高の展望台。正面にバリゴヤの頭だ、稲村が岳にはガスが掛かっていた。


少し右を向けば大普賢と奥駈道の山々


山頂は近い。


チョットだけ展望を楽しんだあとは山頂へ。まずは手前のピークへ。
昨日の踏み跡はそのピークへの斜面で引き返していた
  
どんどん深くなった雪と急斜面に時間を費やす。
間の向こうに小さく大普賢岳

 
一つピークを越えて一旦下った所で、青空に映える樹氷
 
 
これから急坂を登って鉄山山頂。最初はフィックスロ-プがあるので登り易かった。

その先は急こう配だ。登りさえすれば危ない下りは持参したロープで。

あれっ、ここで失敗に気が付いた。
そうだロープはデポしたザックの中、引き返すのは面倒だった。


 
ロープがない急坂。掘り返してフィックスロープを見つけた。
これで何とか下りに使えるな。
そして最後の急坂へ。そこにはフィックスロープが有るのだろうか?
雪が深くて判らない。
全く手掛かりも足場も、深い雪で全く見えない急斜面だ。
無理やり登れても下りではロープが無ければ危険だ。
残り40mもないが、残念だけどここで撤退だ。

 

諦めは早い、楽しんで下ります

  

雪山の景色を存分に楽しみます。




一瞬だけ見えた弥山山頂付近


2022年の初登りは雪タップリ、展望もばっちり。山頂には届かなかったけど十分満足できる一日となった。

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