日曜日の天気は過去2週とも雨で流れた。そして、ようやく約束していた孫5号の山デビューの日がやって来た。
行き先は一番高い山へ行きたいとの要望で八経ヶ岳へ。
前夜から我家に泊まり込んでいた5号は朝寝が得意だ。それでも目を擦りながら約束の5時起きが出来た。
近所のコンビニで食料などを買い込み天川村へ。登山口のトンネル西口へ向かう川合の分岐入口に差し掛かると。
何と9km先で崩土による「車両、徒歩共に通行止め」の看板発見。
迂回してトンネル東口へ廻る方法もあるが相当な時間のロスに成りそうなので急遽行き先を稲村ヶ岳に変更して洞川へ。
母公堂の登山口駐車場(800円)へ停めて出発。
二上山や葛城山へは連れて登ったことはあるがチャンとした長時間の登山は初めての5号だ。
途中リタイアも覚悟の上だが、兎に角疲れないようにゆっくりペースを試みた。
法力峠では15分間も休憩した。この登山道は急坂が無いので大峰の山では比較的楽な道。
でも小屋までは長く感じる。最近は積雪期ばかり登っていたので知らなかったが崩れたり鎖が付いたり、道の様子が変わっている気がした。
記録を調べてみたら稲村ヶ岳登山は今回21回目、無雪期は何と8年ぶりとなる。
そりゃ道も変化する筈だ
小屋前のベンチでひと休み。
今日の大阪は暑くなるらしいが此処は涼しくて超快適だ。
大日山が近くなってきた。
大日のトラバースでは
岩場にへばりついて咲いていた可憐なオオミネコザクラ。時期ぴったりだった。
稲村ヶ岳山頂で バックは弥山
弥山と仏生ヶ岳(左奥)
大普賢岳
少し雲が出てきたがマズマズの展望だ。
5号は他の登山者が話していた宝剣へも行ってみたいと言う。
知らなかったが大日キレットから少し上の途中に宝剣への踏み跡が出来ているらしい。
そこはテープも付いて道になっていて、直ぐに辿り着いた。
宝剣にて
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初めて宝剣へ 2005年冬の懐かしい写真
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5号は大日山にも興味を示す。
大日山頂で
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少しづつだけど怖さにも慣れたようだけど、三点支持だけは守ってもらわねば
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名残惜しい大日山
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小屋まで戻る。また「腹減った~」の5号、金剛葛城を見下ろしながら食べていた。
今日の小屋は「やってまっせ」の木の暖簾。煙突の煙がいい感じ。既にテントは二張。
5号に疲れは見えず、美味しい水を汲んで帰るという。
山デビューは楽しかったようだが、二度目は有るのだろうか?
じーじは待ってるぜ!
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