予報より遅くまで雨が残った。残った雨は小雨だったので沢の水量は平常と大して変わらない。
先に登って行った方達はスイスイと。姿はもう見えなくなっている。
明神滝を過ぎ急坂を登れはもう楽々のつづら折れの道は雨上がりの靄が立ち込めた幽玄の森となっている。
明神平は到着すると既に見えるところだけで5張り。
水汲みに行った天理大小屋の裏手にも3張り。自分達の2張りを含めて今晩のテントは思っていたより賑やかになった。
雲のベールの向こうには時々夕陽の姿。青空が見えてあちこちで歓声が聴こえてくる。
そこそこいい感じの中で細やかな宴会に焚火セットで灯りをとる。
深夜はおぼろ月でライト不要の明るさだった。
5月15日 朝
深夜はおぼろ月でライト不要の明るさだった。
空を染める朝陽を見に1人で前山へ。山でのテント泊では何と言っても朝陽をみるのが一つの楽しみ。
前山が染まってきた
良い気分でテントに戻り、広がる青空のもとでゆったりと朝食をとる。
セージさんが未踏の山だと言う薊岳へ向かい、明神平を振り返る。
朝の陽射しに新緑が眩しい。
薊岳山頂では終わっているだろうと思っていたシャクナゲが迎えてくれた。
その向こうには大台ヶ原や大峰の主峰がみえていた。
急坂の尾根で下る。あと少しの所に足元が崩れた危険な所あり。
大きな木を抱き抱えながら足場を確保しなければならない要注意箇所だ。
新緑の明神平を今年も満喫出来て満足^o^
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