1時間半待って雨が止んだ7時半出発した。

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橋を渡り木の階段からのスタート。
雨に濡れた新緑は鮮やかさが際立っていた。
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この登山道には合目表示が有るのでわかりやすい。
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鉄塔が見えて来る。雲が薄くなり明るくなる雰囲気。
山頂に着く頃に晴れれば最高だが・・・
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そんな事を期待してツツジやスミレに癒されながらゆっくり登る。
ブナの大木を見上げて力を貰った。道端には水気の残った艶っぽいイワナシが多い。
オオカメノキやシャクナゲも咲いている。
森林限界を超える。スミレや未だ芽が硬いツツジの間にはミネザクラの花が盛りだ。
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ブナの大木
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ダケカンバ
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松手山を越える
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イワナシ
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アズマシャクナゲ
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ミネザクラ
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ショウジョウバカマ
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平標山到着。けど晴れるどころかガスが濃い。
残念だけど寒いだけなので小屋まで下って休むとしよう。
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下りの雪渓だ。何処まで続くのか見通せないので安全にアイゼンを付けた。
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何ヶ所かの雪渓を通過して階段を下った先にガスの中に小屋が見えた。

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避難用の棟に入る。広い綺麗な部屋だ。
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食事をしているところへ管理人のお兄さんがやって来て暫く話した。
界隈の参考情報は満載だった。
暫くしても外の様子は変わらず展望無しだ。今日の山岳展望は諦めるか?
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兎に角、先へ進んでみよう。
でました、今年初めてのシラネアオイだ。数ヶ所のガレた斜面に咲いていた。それに濃いムラサキヤシオが残っている。
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ムラサキヤシオ
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大源太山到着。
上越のマッターホルンと同名の山だが
コチラは群馬と新潟の県境上にある大源太山。
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シラネアオイ
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ここまで何度もアップダウンを繰り返し、三国山へ登る頃少し周囲の山肌が見えてきた。しかし谷川連峰の山はガスで覆われている。
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まだ晴れない。
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諦めて長い木の階段を三国峠へ、膝を庇いながらゆっくり下る。
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三国峠への下りで見えた稲包山と遥か右奥に白砂山が見えた。右の雲の中には佐武流山が有るのだろう。

トンネルの登山口へは歩き易い道だった。途中の水場付近からはニリンソウの群落が道端に続いていて、少し青空も見えてくる。


最後の最後、眩しい光がブナ林を通す新緑の森を楽しめた。

デポしていた自転車で約7km、苗場スキー場の横を走り抜けてスタート地点に戻った。
思い出したけど、あと一座で1300座登頂と迫っていた昨秋から半年経った今日、登頂座が大源太山と三国山の2座増えて
節目の1300を越えて1301座ゲットとなった。
登頂済みの山へ登ることが多いので、もうそんなに増えることは無いかもしれないが、
知らない山へワクワクしながら登るのも自分にとっては楽しみの一つなのだ。
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