雷電山
2022年06月19日  北海道岩内町オートキャンプ場登山口から岩内岳経由で雷電山へピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程  登山口6:15~6合目~8:23岩内岳8:38~幌別分岐9:58~五つ沼10:27~11:07雷電山11:27~五つ沼11:47~
 ~幌別分岐12:08~13:26岩内岳13:35~6合目~登山口15:15

     計  9時間00分(休憩 約50分含)   18.6km   全行程の上り累積標高差 約1420m
山    名  岩内岳(1085.4m)、雷電山(1211.3m)
天    候  晴れ時々曇り(通り雨3度)


雷電山はニセコ連山の西の端にある。西側の朝日温泉から登るか、或いは岩内キャンプ場から岩内岳経由で幌別岳を越えて辿り着ける。
縦走も考えてみたものの下山側への足が無ければ難しいので諦めた。
遠距離にはなるけど岩内岳経由でのピストンが見る所も多くて良さそうだ。
先ずは 岩内のオートキャンプ場を目指して走ると終点手前に岩内岳登山者用駐車場の看板が目に入る。
自分は3台目だった。




駐車場

 

タニウツギの多い道

 
振り向けば岩内の街

 


 
  8合目

 

木立の中の静かな登山道は歩きやすい道だ。
次第に傾斜は厳しくなり「ふりむき坂」で岩内の街を見下ろせる。
既に幾つかの花をみた。
合目表示は偶数だ。8合目を過ぎると森林限界となりハイマツや背丈の低いナナカマドが多くなった。
岩屑の急なガレ場を登り岩内岳山頂




霞んでいるが羊蹄山が見える。手間にはニセコアンヌプリをはじめニセコ連山が見える。一番手前の目国内岳の鋭い山頂が目立つ。
目指す雷電山は遥か先に見える。遠すぎる様にも見えるけど厳しいアップダウンは無さそうだ。






岩内岳までに見た花
  
 これは芝桜か?
  タニウツギ
ピンボケのギンラン
 
オオバタチスボスミレ
 
 コケモモ
   ゴゼンタチバナ
 ミヤマオダマキ
  ウコンウツギ
 

一旦は急坂を目国内岳への分岐まで降り広ーい丘を越える。笹狩をされている快適な道が続く。花の回廊だ。



次の幌別岳は大小の雪渓を横切り広い山頂?では無かった。笹藪の中かも?ここで通り雨。
パスして五つ沼へ降る。ガスが取り巻いていて幻想的な雰囲気だ。此処はぬめっていて靴が濡れる。
その先で少し休んだ時ウッカリ又五つ沼へ戻ると言うロスをしてしまった。
 

一つ目の短い雪渓

 

気を取り直しゆっくり高度をあげる。ここまで来ると今まで見ていた花も群生が多くなる。
「どうぞ写してください」と言わんばかりに密集している。笹が無くなりお花畑が現れた。
ハクサンイチゲ、チングルマ、ミヤマキンバイ、アズマギクが拡がっていた。
このお花畑を過ぎ、だだっ広い笹の平原に山頂標。何も見えない殺風景過ぎる山頂だったのでお花畑まで戻って休憩とした。
こんな素晴らしい所だとは思いもしなかったので大正解、気分良しだ。

 五つ沼
  広い雪渓を渡る
 
 オダマキ
   チングルマ
 
 ツバメオモト
  ミツバオウレン
 
ニリンソウ

 
ノカンゾウ

下を向いたベニバナイチゴ

 
ベニバナイチゴ

ミズバショウ 
 
間から出たショウジョウバカマ
 
ここまでもたくさん逢ったシラネアオイ
でもここの群生は立派だ

 
兎に角豪華です
アズマギク
 
 
ハクサンチドリ
 
エンレイソウ
 
ナナカマド


お花畑



  

ミヤマキンバイ
  ハクサンイチゲ

何にもない雷電山山頂は広い台地


お花畑から振り向けば目国内岳が良い感じ



もうすぐ
岩内岳へ戻る


長い道を岩内岳へ戻り。雲に覆われつつある雷電山を見納めした。
今日の登山者は約20人程。殆どの人は岩内岳まで。雷電山へピストンした者は自分を含めた3人だけだった。

早速、麓の温泉に浸かり膝を癒した。
  

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