前日は愛知県を通り岐阜県、長野県の三県境の峠を越え長野県羽根村から平谷村(ひらやむら)へ。
イルミネーションで飾られた道の駅「信州平谷」で車中泊した。
今朝の平谷村の朝は強烈に冷えてマイナス6度にもなっていた。蛇峠山は治部坂スキー場から南に登る。
調べてみると丁度昨年の同日に北側の大川入山へ登っていた。
峠の積雪は昨年に比べ随分少ないが、スキー場は圧雪してあるので辛うじて営業出来ている。
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登山ルートは別荘地の中の舗装路を通り山道へと入って行く、道標あり
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林道を横切る、チラチラと見える大川入山
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何度か林道を横切りながら登り、約1450mの馬の背へ。美しい大川入山
ここは見晴らしが良くてアルプスの展望台。大川入山の右奥に白い中央アルプスの山々が頭を出している。 |
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狼煙台跡へ向かう
青
無線関係、放送、測量などのアンテナやレーダー設備が集中している所を過ぎて更に標高1650mまで登れば広い展望台。
何と素晴らしい見晴らしだ。快晴の空に白いアルプス。御嶽、乗鞍、中央アルプス、逆光ではあるが南アルプスもずらり並んだ。
穂高や八ヶ岳もスマホ撮影では写り難そうだけど肉眼では見えている。これほどの展望が良い山」とは知らなかった、なんか得した気がした。
ソロの方が何人かやって来た。皆さん今日の景色に感嘆の声だ。展望に飽きることはなく中々足が先に進まない。
ここは狼煙台跡地、武田信玄の群勢が使った狼煙台の一つとなっていて甲斐から下伊那までの情報伝達に使われた。
今も実際に狼煙をあげて伝える地域のイベントが行われているようだ。
甲斐駒は仙丈に隠れて見えない
朝は日陰になる南アルプスもシルエットで良く判る
取り敢えず山頂へ。
山頂には展望台が設置されていたが木の枝が邪魔してイマイチ展望は良くなかった。
下山コースは膝や腰に負担の少ない林道を下った。
下山した後は伊那路を北上し、いつもの飯島町の道の駅「花の里いいじま」でひと休み。
後ろ(西)に中央アルプス
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前(東)には蛇峠山では逆光だった南アルプスにも陽が射して綺麗に見えている。
過去に此処でこれ程クリアに見えた事は無かったと思う。
明日は上高地を散策するので沢渡に近い道の駅「風穴の里」での車中泊とした。
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