羅臼平より山頂を仰ぐ
 2011年07月22日  岩尾別温泉登山口から日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  岩尾別温泉登山口(木下小屋)5:00~オホーツク展望台5:30~弥三吉水6:17~7:42羅臼平7:50~岩清水8:08~8:35羅臼岳山頂9:17
 ~岩清水9:40~弥三吉水11:10~オホーツク展望台11:42~岩尾別温泉登山口(木下小屋)12:10
山    名  羅臼岳(1660m)
天    候  快晴



知床峠付近からの山頂



本当は4時には出発したいが、単独で朝が早過ぎると正直ヒグマが怖い。
隣の車の人も同じことを思っていたようで、話をすると大きく頷いていた。
登山届を出して出発は5時。


木の下小屋の前には「クマスプレー」の貸出の説明が有る
レンタル料1000円、保証金2000円(返却あり)


思った程辛い登りもなく緩やかな道が続く。
大きく横に枝を張ったダケカンバの林が続く。
山頂がチラリと見えたりするが、木が邪魔をしてはっきりした山容はまだ見えず。
ただ空は青くなってきたし期待の出来る天気だ。


ハイマツ帯になると岩の谷筋を登る。回りに花が多くなった。
谷を登り切ると羅臼平。

此処からみる羅臼岳は写真で良く見る形だ。
山頂は大きな岩のように見えている。
海は雲海で見えないが、大きな国後の山々が雲に浮かんでいた。

岩の多い所を登り切ると山頂。
知床の山並が真正面に。
それを見ると誰だって硫黄山まで縦走してみたくなる筈だ。

北を見下ろせばウトロの海岸と知床五湖。
勿論南西にはずっと国後島が見えていた。

知床半島の端に向かって連なる知床の山




西に目をやると昨日登った斜里岳が遠くに小さく見えた



海に浮かぶ国後島の山々

岩清水
フードロッカー



携帯トイレ用のブースが設置されている


下山中振り返る山頂


知床連山 左端が硫黄山


知床の森


昼に下山。
下山後に聞いた情報によると、前日親子連れのヒグマが登山道を2時間も占拠して登山者はみんな停滞したようだ。
今日はそんなこともなく運が良かったのだろう。

明日の天気も良さそうだ。
午後は中標津まで移動して温泉を済ませると直ぐにオンネトー湖の雌阿寒登山口のキャンプ場へ。
地図で見ると近そうだが、移動距離は200kmを超えていた。
国営キャンプ場は350円と格安。

下山後の温泉=岩尾別温泉
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