先週、桧塚奥峰から迎えたの朝陽は迷岳の右手から昇って来た。その時に久しぶりに迷岳に登ってみたいと思った。
11年前に立ち寄った布引滝が頭に蘇る。そうだあの時のコースで登ろう。
その当時でも荒れた登山道だったが、もっと荒れているかもしれない。
タンタンさんとは久しぶりにかみ合った休日で同行となった。
一台の車に自転車を積んで下山地の庵の谷林道の適当な所へデポした。
布引谷ルート登山口の平瀬橋へ。久しぶりに布引滝を見るのが楽しみだ。滝へは急斜面を下るので念のためにロープ持参した。
平瀬橋を渡る
橋を渡り、鹿のフェンスに沿って歩くいていたが、登りに差し掛かると踏み跡が消える。
何となく歩き易そうな所を登って行くと、登山道らしきルートに乗ったようだ。
人汗かいたころ尾根に乗った。見覚えのある造林小屋の前だった。
尾根を跨ぐようにして布引谷へ進むと、ここもまた見覚えのある崩落地。
足を置くと小岩が流れてとても不安定だったが、開けているので右手には紅葉した布引山の尾根が良く見える。
登山口から約2時間。布引滝の横を通過してしまったようだった。
滝へ下るにはもう少し戻った方が良いようだ。
少し戻り、急斜面だったがロープを使って下ってみた。でもそれ以上下までは無理そうな気配。
時間の余裕もあったので、ついでにロープワークの練習のあとエネルギーの補給と休憩をとる。
楽な下降地点を探しながらもっと戻る。
そして下り易い下降地点を見つけて滝へ下る。
水量は多くなかったが、やはり布引の名に相応しい美しい滝だ。
正面に回ると滝の上部の紅葉が綺麗だった。
なんやかやで滝周辺で2時間近くウロウロしたことになる。
足元が不安定な斜面を登り滝の上部へ。
山ノ神を過ぎて適当に尾根を登り飯盛山ルートに合流し登山口から5時間掛かって迷岳山頂着。
既に山頂付近の紅葉は終わっていて落ち葉となっていた。
風裏でコーヒータイムのあと大熊谷ノ頭方面へ。
気持ち良い稜線歩き
ブナは終わっていたがカエデやヒメシャラの紅葉が残っていた。
庵ノ谷林道の紅葉
デポしていた自転車で8.5km、ダムサイトの道を40分掛かり登山口の平瀬橋へ。
道は荒れていたが布引滝は以前と変わらず見事な姿を見せてくれた。
下山後の温泉も久しぶりのスメール温泉。
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